虎々なるままに日暮し

キャンプ2010 2/11

≪金本23発!4番はやっぱりアニキ!!≫
真昼の宜野座球場に打ち上げられた大花火。右翼上空に放たれた白球が、面白いようにフェンスを跨いだ。ひとまたぎってやつだwww
4連発、6連発、3連発…。休日のスタンドを沸かせた圧巻のランチ特打。94スイング中23発ものサク越えを記録した主砲に、大きな喝采が降り注いだ。
「体調がいいのかな。さすがやね」。打撃ケージ横から見守った真弓監督も、思わず目を細めた。そして今季の打順について問われると、迷わずこう言った。
「今年が一番調子がいいわけだから、全然変える必要はない」
4番はやはり、この男しかいない。指揮官が今季のアニキの4番起用を改めて明言した。
野手、投手合同で行われた午前のベースランニングでも、若手を圧倒する気迫の走りを披露。一塁から二塁を蹴って三塁へ、そして二塁からは三塁を蹴って本塁へ。ブラゼルのリクエストに応じる形で豪快なスライディングを見せると、スタンドからは大きな拍手がわき起こった。
右膝の故障などにより、多くの制約を強いられた昨キャンプの調整。守備練習もままならず、オープン戦で一度も守備に就くことなくペナントに突入した。
しかし、今年は違う。
第3クール初日のこの日の時点で、難なくフルスイングと全力疾走を消化。近年にない仕上がりを見せている。
「打つよりべーランでもね。あれだけ走って、体も切れてる。最高の仕上がりでしょう」と指揮官。3月26日の開幕からの逆算の中に、死角はどこにも見当たらない。
「足とか走る、投げるはほぼ(大丈夫)」。ここまでの仕上がりに手応えを滲ませるアニキ。しかし、ランチ特打終了後には室内に籠もり、黙々とマシン打撃を続けた。「一番悪いのがバッティング。振れることは振れるけど、正しい形でできていない」。思うがままに己を追い込める今キャンプ。それだけに日々の調整は、一層熱を帯びる。
休日の宜野座球場は、4000人の虎党が詰め掛ける大賑わい。それでも、アニキは言う。
「年々減ってきてるように思う。勝たないとお客さんの関心もね。勝って、優勝して、面白い試合を見せてお客さんを喜ばせたいです」
スパイクの刃から全身に伝う手応えとともに、覇権奪回への思いも強くなる。歓喜の秋へ。妥協なき調整は、まだまだ続く。

≪城島“悪球打ち”宣言!日米の差克服へ≫
ヘルメット、サングラスを装着し、右手にバットを握ってブルペンに駆け込んだ。しかも立った場所はホーム後方の定位置ではなく打席。ランチ時間を削ってまで、城島が確かめたかったもの。それは日本のストライクゾーンだった。
この日からセ・リーグの審判団がチームに合流した。手始めに江草が投げている打席に入り、ストライク、ボールの判定に逐一、反応した。ギリギリの判定には審判へ確認し、自らバットでホームベースをなぞってゾーンを確かめた。
キレのいい直球が内角低めギリギリへ決まると「今のはボールだろ!」と天を仰ぎ、江草は渾身のガッツポーズ。さらに金村暁、久保田と計40球のボールにじっくりと目を凝らした。メジャーでは外角のストライクゾーンが広く、内角が狭いとされている。城島は「今日は全部、ボールに見えた」と苦笑いを浮かべたが、「試合では少々ボールでも打てると思ったら行くから。打てる球は全部、打ちに行く!」と“悪球打ち”を宣言。日米のギャップは強引に打破する考えだ。
阪神では昨季まで在籍した今岡が悪球打ちの名人として認知され、マンガの世界では「ドカベン」の岩鬼が有名。城島の圧倒的なパワーとスイングスピードがあれば、少々ボール球でもスタンドまで運ぶことは可能だ。打撃フォームを崩す危険性もあるが、それを避けるために、フリー打撃で逆方向へ打ち、フォーム固めに専念している。「感覚が狂う」と語る屋外特打は沖縄ではやらない予定だ。
真弓監督が3月3日の日本ハム戦で初実戦を踏む見通しを示した。本人も「監督から言われた。本当は今からでもやれと言われればやれるけど、ゲームになると悪い体勢で投げないといけないからね」と初実戦へ照準を合わせた。
この日は座ったまま三塁への送球を披露し、次クールで二塁へのスローイングを行う予定。打も守りもしっかりと形を固めて北の大地へ-。ジョーの算段に狂いはない。

≪新井、アニキに1本差勝ちの24発≫
新井が、金本とともに臨んだランチ特打で猛爆。逆風をものともせず豪弾を次々と左翼に叩き込み、全開モードを印象づけた。
左翼から右翼へと吹く強風。それを切り裂くかのように、低い弾道が次々とスタンドを突き刺した。「ボールとバットが当たってる時間を長くすることを意識した。逆風だった割には球にバットの力が伝わっていたと思います」。久々の感触に、思わず声が弾んだ。
腰痛と闘いながらの調整となった昨キャンプでは慎重な調整を強いられたが、今キャンプは順調にメニューを消化。この日は4本用意したバットのうち、2番目に重い950gのバットを豪快に振り抜き、破壊的な強打を見せつけた。
「目障りなだけ。気にしてません」
新井とともにランチ特打に臨んだ感想を求められたアニキが、悪戯っぽい笑顔で口にした第一声だ。これを伝え聞いた新井は、上体をくの字に折って笑い転げた。
103スイング中、24本のフェンスオーバー。サク越え率こそアニキに及ばなかったが、本数では23本のアニキを1本上回った。
「後輩に花を持たせてくれたんでしょう」
昨季には一度も見せることのなかった笑顔だ。順調…この2文字では表現しきれないほど、新井は充実一途だ。

≪球児“初投げ”はフォーク中心75球≫
藤川が、ブルペンで75球のピッチング。フォークを中心に投げ込んだ中、今キャンプで初めて捕手を定位置に座らせる場面もあり、徐々に実戦モードにシフトしていく。
これまでは、捕手を通常より約1m後ろ寄りに座らせるなど、自身の投球を小さくしないための工夫をこらしていた。この日も序盤は同じような形だったが、途中からは通常の位置の捕手に対してピッチングを続けた。直球やカーブに加えて、特に多く投げたのがフォークだった。
「(フォークは)ピッチングの中の遊び。打者に投げるボールを投げていた。今日は変化球の練習をしてたんで」。フォークでも、いくつか落ち方に変化を付けながら軌道を確認した。17日には打撃投手を務める予定。頼れる守護神は着実に階段を上がっている。

≪世界王者の長谷川が金本を激励≫
阪神の宜野座キャンプをボクシングのWBC世界バンタム級王者、長谷川穂積が訪問。親交のある金本を激励した。「アニキ」と慕う金本の練習風景を初めて目の当たりにしたチャンプは「黙々と打っている姿に感動した。しんどい練習を毎日毎日やるということは、やはり『仕事』なんやな」と自らの過酷なトレーニングに重ね合わせた。
2人の出会いは3年前。知人を通じて会食してから、長谷川は「人間の器が大きいすごい人」と尊敬してきた。昨年12月に10度目防衛を果たし、“最強王者”として確固たる地位を築いた今も、その思いは変わらない。
また、新井、桧山、城島、下柳ら主力選手とも挨拶を交わし、若手選手からも次々握手を求められた。王者は「同じプロ選手からファンだと言われるのは本当に嬉しい」と感激しきり。「短い時間にいろんな人と話せて本当に良かった」。同じトップアスリート同士だからこそ分かり合えるものがあった。今春予定されるV11戦(日時・場所未定)へ、王者が猛虎から大きな刺激を得た。

≪矢野健在!!二塁へ“強送球”≫
矢野が、今キャンプで初めてシートノックに入った。内野のボール回しの中では、二塁への強い送球も見せるなど、精力的に動いて存在を示した。
大きな声を出して動くベテラン捕手に、ファンの熱い視線が注がれた。ボール回しの流れの中で二塁に送球すると、スタンドから拍手を送るファンもいた。一昨年に右肘を手術して、昨年はリハビリ中にその同個所付近の靭帯を痛めた。「肘は治ることはない」と話しており、練習後もがっちりとアイシング。ただ、表情は決して暗くなかった。
「徐々にやっていけたら」と矢野。城島に注目が集まる中でも、やるべきことに変わりはない。自身の肉体にムチを打ち、チームの優勝のためにも地道に調整を進めていくだけだ。

≪フォッサム 球審チェック≫
球審を「逆テスト」?フォッサムが、初めて球審を置いた状況でピッチングを行い、100球を投げ込んだ。日本のストライクゾーンを確認する意味でも、あえて武器の「フォッサムフリップ」をボール気味に投げるなど、日本野球への適応にも自信を見せた。
丁寧に、球筋をチェックしながら左腕をしならせた。球審がストライクをコールしなくても、気にしない。自慢のスローカーブの「フォッサムフリップ」は、12球を投じたうち、ストライクはわずか2球だけだったが、これも計算通りだった。
「アメリカでもあまりストライクは取ってもらえなかった。今日は審判がどこを(ストライクに)取ってくれるかを見たかったしテストした」とフォッサム。いくつかの球種やコースを投げ分けて、冷静にゾーンを確認。逆球になった場合に関しても「ストライクはストライクになる。アメリカでは逆球だとストライクゾーンでもボールだった」と笑顔も見せた。
球審からのボークの注意もなく、収穫は多かった。メジャー出身の投手が、この時期に100球を投げることも珍しいが「できる限りたくさんのイニングを投げたい。(先発だと)6日に1回の投球になるが、大学の時にやっていたのでその感覚でやりたい」ときっぱり。先発完投を意識した調整も順調。日本野球への順応も問題なく、期待は高まるばかりだ。

≪岩田 川崎糖尿病スクエアから感謝状≫
岩田が、NPO法人の川崎糖尿病スクエアの理事長・田中逸氏から感謝状を受けた。同団体が、1型糖尿病の患者のいる病院への激励の意味を込めたDVDを作製した際、そこにボランティアで出演したことが評価された。昨年1月から3500枚が全国の病院に配布されており、岩田も「励みにしてもらえれば」と話していた。

≪秋山圧巻!!三者凡退斬りデビュー≫
「阪神2軍紅白戦、白組2-6紅組」(11日・安芸)
秋山が、紅白戦で圧巻の実戦デビューを果たした。三回にマウンドへ上がると葛城、高橋光ら1軍クラスの打者を相手に、1イニングを3者凡退斬り。大物ルーキーがわずか7球の投球ショーで、大器の片鱗を見せつけた。
ブルペンでの前評判に、偽りはなかった。小走りでマウンドに上がると、ノーワインドアップから剛球を連発した。西谷を外角の直球で三ゴロに斬ると、続く葛城には力で勝った。外角高めの直球を詰まらせ、浅いレフトフライ。最後は高橋を、この日唯一のスライダーで遊ゴロに仕留めた。
「7球だけだったが勝負どころでの度胸もあるし、力を見せてもらったよ」。中西2軍投手コーチが変わらず高評価を口にすると、対戦した高橋光も「球持ちが良くて、タイミングが取りづらい。いいピッチャーだよ」と、その潜在能力を認めた。
「抑えられたのは良かったですけど、打ち取ったというより打たれた感じです」と秋山。奪三振にこだわる男に、満足感はなかった。それでも、18歳のルーキーが初実戦で投じた7球には、十分過ぎるインパクトが残った。

≪元阪神郭李も台湾八百長事件に関与か≫
台湾紙の中国時報は11日、プロ野球八百長事件に絡み、08年北京五輪の野球で台湾が中国に負けた試合で賭博グループのメンバーが当時、中国に入国していたことが判明したため、検察当局が賭博との関連について捜査を続けていると報じた。10日発表された起訴状には、元阪神の郭李建夫投手が02年に台湾リーグの試合で八百長に関与した、との賭博グループボスの供述も記載されている。
また起訴状によると、元阪神投手で台湾の兄弟の監督を務めていた中込伸被告が関与した八百長は08年から09年の5試合で、計150万台湾元(約420万円)の報酬を受け取っていた。元西武投手の張誌家被告は賭博グループから借金などの形で計280万台湾元(約780万円)を受け取り、08年に1試合の八百長に関与した。

≪阪神オーナーが視察「順調にきている」≫
坂井オーナーが視察した。大きな怪我人もなく進んでいるキャンプに「順調にきているように見える」と満足げ。新加入の城島も激励し「やっぱり存在感がある」と話した。
赤星氏が引退して不在になった中堅にも注目。「外野守備が気になる。大きな穴になるのは分かっていた」と語った。(宜野座)

≪藤原、感激ブルペンも審判の洗礼≫
藤原(立命大)が11日、投球前に坂井オーナーから話しかけられた。「出身地を聞かれて『岐阜です』と答えました。(藤原の出身校の)県岐阜商(高)に知り合いの方がいるみたいで…。優しい方ですね」。感激のブルペンだったが、いざ、審判がついての投球練習となると緊張気味。「インコースを意識しました。(アマ時代まで)指にかかった球は大体ストライクだな、という感覚でしたが、今日は簡単に『ボール』と言われてしまって…」。プロの審判の洗礼を受けた。

≪鳥谷、“師匠”中西氏からアドバイス≫
3番が内定しており、今季も金本の前を打つことになった鳥谷は11日、筒井相手のフリー打撃で18スイングで左中間にサク越えを1本。“師匠”の元阪神監督、中西太氏(野球評論家)から下半身の使い方のアドバイスも受けた。
「ずっと同じことを言われています。調子が悪かろうとなかろうと」。教えを胸に刻んだ“弟子”を、中西氏は「(昨季で)何かつかんだんじゃないかな。ショートでは押しも押されもせぬ存在になった」と頼もしく見つめていた。

≪西村、アニキ助言で快投!≫
2年目の西村が11日、2度目のフリー打撃に登板。マウンドに上がる前の投球練習で打席に入った主砲・金本から金言を授かった。
「いい緊張感で投げられました。(金本さん)貴重な意見をもらって嬉しかったです」
突然だった。メイン球場の三塁側ブルペンで肩を慣らしていると、バットを持った金本が…。そして、おもむろに打席に入った大先輩にスライダー、チェンジアップなど持ち球を全て投げ込んだ。そこでアドバイスを授かったという。
コンビを組んでいた鈴衛ブルペン捕手を通じて、金本が助言したのは左打者に対するチェンジアップの使い方、曲げ方。詳細は企業秘密だが、それだけでも嬉しい。
フリー打撃登板では、野原将と藤川俊に対して計51球で安打性の当たりは6本。この日登板した5投手のなかでは、随一の仕上がりをみせた。
「高めに浮いてしまった」。それでも不満を見せた貪欲な23歳。14日の練習試合・日本ハム戦(名護)では登板も予定。若虎がありがたーいお言葉を胸に刻み、進化をみせる。

⇒かくり…そこまで中込と兄弟せんでもorz キャンプ自体は順調そうなので、残念です。



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by kuru2chanbei | 2010-02-11 21:38 | 虎球団

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