虎々なるままに日暮し

キャンプ2010 2/20・安芸合同キャンプスタート

「阪神紅白戦、紅組6―2白組」(20日、安芸)
<紅組>
1(中)マートン
2(遊)大和
3(右)桜井
4(一)ブラゼル
5(指)林
6(二)関本
7(三)野原将
8(捕)小宮山
9(左)藤川
[登板予定]
白仁田、ジェン、若竹

<白組>
1(右)浅井
2(二)平野
3(遊)鳥谷
4(三)新井
5(一)葛城
6(指)高橋光
7(左)庄田
8(捕)狩野
9(中)田上
[登板予定]
小嶋、鶴、阿部


≪小嶋ローテ争い殴り込み!一発快投3回0封≫
球場の収容人数を超えた、1万人の虎党が目撃者だった。ダイナミックさを増した投球フォームから、直球と変化球の緩急で打者を幻惑する。3回を1安打無失点。2軍キャンプからスタートした小嶋が、圧巻の投球で開幕ローテへの挑戦権を得た。
「感覚では納得いく内容ではなかったんですけど、ストライク先行でいけたのが良かったです」
初回から抜群の制球力がさえた。まずは先頭マートンを2球で追い込むと、最後は外角低めのチェンジアップでボテボテの三ゴロ。大和を内角高めの直球で二飛に取ると、続く桜井に右前打を浴びるも、最後はブラゼルを強気の内角攻めで二ゴロに打ち取った。
さらに2回は林、関本、野原将と対戦して3者凡退。3回は1死後に藤川俊を四球で歩かせたが、最後は再びマートンを外角のカーブで三ゴロに打ち取った。3回までとはいえ、主力を相手に二塁を踏ませぬ好投。ネット裏で分析した中日の佐藤スコアラーも「特に変化球が良かった。岩田の状況次第では、左の先発ということも有り得る。昨年の能見のような例もあるからね」と、一気に警戒心を強めた。
真弓監督は4年目左腕の好投に笑みを浮かべ「去年の小嶋よりも少し力強さが出てきた。良かったんじゃないかな。下半身も大きくなって力強さが出てきた」と絶賛。次回登板機会についても「あるでしょう。あるでしょう」と話し、今後の1軍帯同を示唆した。
入団時から長年、悩まされ続けた左膝を昨オフに手術し、全体練習合流はキャンプ序盤までずれ込んだ。必然的に走り込みの量は減った。だが、チームトレーナーと二人三脚で懸命にリハビリを続けた。「この日を目標にやってきた。金本さん、下柳さんも同じ膝の手術をしてたので、トレーナー方が助けてくれました」。選手を支え続ける裏方スタッフへ、好投で感謝の意を述べた。
07年、新人として2勝を挙げた左腕。肩、背中、膝と度重なる故障で遠回りしたが、体への不安は完全に消えた。「何としても1軍に残れるように。明日も一生懸命やっていきたい」と小嶋。安芸スタートから逆転、開幕1軍へ-。真弓阪神に、嬉しい“誤算”が生まれた。

≪藤川俊2打点、粘り強っ、勝負強っ!≫
藤川が、紅組の「9番・左翼」でスタメン出場。実戦初安打で2打点を記録する勝負強さを見せて、アピールした。
「とにかく粘って、粘ってと考えました。あそこでああいう形で打てたことは、今後に生かしていきたい」
2打席目の5回2死二、三塁の場面だ。2-2と追い込まれながらも、ファウルで2球粘ってからの7球目。鶴の投じた外角スライダーに食らい付くと、中前に落ちる2点適時打となった。
13日の日本ハム戦では途中出場で1打数無安打。実戦初安打となったが「その後に刺されたのが反省。あそこをしっかりしないといけない」と反省した。悔やんだのは、2点適時打の後に一塁でリードを大きく取った際、牽制死になったこと。また、三回に四球で出塁した後には、二盗を試みて失敗していた。
持ち味を発揮した中での課題。ただ、真弓監督は「ヒットが出ない打席でも2ストライクから粘っていた。かなり実戦で力を出してくるんじゃないか」と評価した。実戦で発揮される持ち味は、魅力十分だ。
練習後には、コーチ陣からのアドバイスをノートに細かく記すなど、勤勉な姿勢がプレーに表れている。「一日一日、学ぶことが多いです」。この一打に甘えず、どん欲に上を目指していく。

≪浅井が豪弾!外野争いアピールだ≫
浅井が、ジェンから左翼へのソロ弾を放った。持ち味の積極的な打撃で、外野争い勝ち抜きへの強い気持ちを示した。
「ストライクをどんどん振っていくことが、僕のスタイルですから。結果を大事にやっていきたいので」
先頭で打席に立った5回の3打席目だった。0-1から、ジェンのスライダーを完璧に弾き返して左翼席に運んだ。初回は空振り三振、二回は2死満塁から投ゴロに倒れていたが、その2打席を振り返って反省。「差し込まれていたんで、ポイントを前にしました」。わずかに施した修正が吉と出た。
毎年のように繰り広げられるポジション争いは慣れたもの。「外野の守備も3年ぐらいやってますから。誰がどうとかではなく自分のことをやる。アピールするだけです」と浅井。思い切りのよいバッティングは、チームにとって大きな武器。前向きに、結果を残すことだけを考えて取り組んでいく。

≪育成D2・田上、守備に手応え!≫
育成D2位の田上は9番・中堅で先発出場。チーム一の快足を披露する場面はなく、2打数無安打(1四球)「思い通りにできなかった」と悔いを残した。それでも守備は難なくこなし「自分の考えたようにできた」と手応え。真弓監督も「ヒットは出なかったけど、守備は卒なくやっていた。守備は1軍でも使えるんじゃないか」と高評価。1軍に残るため「次の紅白戦は最後のチャンス。アピールしたい」と力を込めた。

≪高橋光、キラリ2安打「好調」≫
職人の打撃がキラリと光った。6番・DHの高橋光は2回一死一塁の第1打席で三遊間をしぶとく破る安打を放つと、四回一死からも左前打と2の2で気を吐いた。「バッティングは好調です。今はしっかり走り込めているので、ケガをしないようにするだけ」とベテランらしいコメント。昨季10安打に終わった代打の切り札が、リベンジに仕上がり上々だ。      

≪桜井に挑戦状だ!林、3安打猛アピール≫
紅白戦に5番・DHで出場した林が4打数3安打。13日の日本ハム戦(宜野座)と合わせて、9の6、打率・667と安打量産で猛アピール。
漆黒のバットで捕えられた白球は、ことごとくヒットゾーンでバウンドする。5回に先頭打者で中堅に運ぶと、6回には右翼に抜けようかという二塁内野安打。8回一死一塁には、スライダーを一閃し、またまた中前打。これで4の3。一塁ベース上で、背番号31の人なつっこい笑顔が一際輝きを放った。
「ちょっと変えてる部分もある。それが日に日によくなっている」
未完の大砲が今キャンプで阪神一の安打製造器に変貌をとげた。片岡打撃コーチ直伝の新打法に手応えをつかんでいる。
「センター方向に押し込むようにしています。引っ張る意識で打つと、全部ファウルになってしまう。そうすることでヒットも増えると思う」
林のバッティングの特徴は、目にも止まらぬ高速スイングから繰り出される右への痛烈な打球。昨季の20安打の内15本が右方向というのがその証拠。だが、その引っ張り故に、ファウルも多く、安打を損していることも否めない。それを新打法が解決した。左手をすぐに返すのではなく、センター方向に押し込む。これで強い打球が、右だけでなく広角に打てるようになった。今季6安打の方向は右2に対して中は4(右中間を1本含む)。引っ張るだけでない。苦手の変化球も逆らわずに仕留められる2010年型新打法の完成だ。
「もったいないやんか。あいつはこれまで(グラウンドの)半分しか使っていない打ち方をしてたんやから」と片岡打撃コーチも、まな弟子の覚醒に目を細めた。
ただ、ライバル桜井も1盗塁を決めるなど好調をキープする。安打量産を打ち止めにするわけにはいかない。右翼争いは激化の一途だが、その熾烈さが、虎の打線をより強固なものにしていく。

≪右翼は譲らん!桜井、快速アピール≫
紅白戦に5番・DHで出場した林が気を吐く中、負けじと3番・右翼の桜井は2の1。四球から二盗を決めるなど、こちらは足で安芸キャンプ初日に駆けつけたファンをどよめかせた。
桜井が変わり身をみせた。1回二死。小嶋が投じた外角高めの球を、ギリギリまで呼び込んで、おっつけた。二塁手の頭上をライナーで越えて、右翼へ。典型的なプルヒッターが、安芸で成長した姿を、首脳陣にアピールしてみせた。
「(一塁手が)後ろに下がっていたし、リードも大きかった。サインでした。セーフになる確率も高いですからね」
6回二死の第3打席では四球を選んで、二盗成功。一塁手・田中がベースを離れていたため、フリーパス状態だったが、それも機動力への意識、そして観察力があってこそ。プロ8年間でわずか盗塁5個(07年に「1」、09年に「4」)の男が初の紅白戦にて走攻で魅せた。赤星氏が引退した今、まだ26歳と若い桜井がスモール・ベースボールを体現すれば頼もしい。そして、柔らかい打撃が加われば、まさに鬼に金棒だ。
15日には宜野座キャンプで初の休日返上。「しっかりバットは振れている。後は実戦で結果を出したい。1年間通して、チームに貢献したい。結果を出して、優勝したいんで」と語り、黙々とマシンと向かい合った。
昨季は右翼のレギュラーを獲得したが、打撃絶好調の林も虎視眈々と狙っている。負けられるはずがない。
シーズン中でも意識していた右方向の打撃を実戦で証明した。フィールドを目いっぱい使う2010年の桜井が、さらなる飛躍をとげる。

≪真弓監督「緊張感持って」若虎にカツ!≫
若虎に喝!!真弓監督が紅白戦終了後、守備、走塁でミスが目立った若手選手に苦言を呈した。「もう少し緊張感を持って練習しないと、試合で力を出せない」。キャンプ序盤で培ってきた基本技術を実戦で生かせていない現状を嘆きつつ、日々の取り組みの甘さを厳しく指摘した。
黙っていられない。記者会見で指揮官は、若虎たちの未熟さに自ら切り込んだ。「ベースランニングや守備、カットプレーに送球。細かいプレーにミスが多い」。藤川俊、甲斐が牽制しすれば、岡崎はベースカバーがいない二塁に牽制悪送球。慣れない遊撃守備とはいえ、上本も送球ミスを連発した。そんな姿が歯がゆかった。
「担当コーチに指摘されながら練習しているけど、真剣に受け止めて練習しないと、試合で(まずいプレーが)出るとよく分かったんじゃないかな。まだまだです」
1軍生き残りをかけたサバイバル紅白戦。最後まで語気を荒らげることはなかったが、険しい表情に隠せぬ苛立ちが滲み出た。「自分が悪いです。基本練習を繰り返すしかない」と、反省の弁を述べたのは上本だ。若虎の「変わり身」を、指揮官は心から願っている。

≪岩田、投げた!4日ぶりキャッチボール≫
左肘変形関節炎でリハビリを続ける岩田が20日、キャッチボールを再開した。室内練習場で常川チーフトレーナー、権田トレーナーが見守る中、約30mの距離で54球。7、8割での力強い投球で、復帰に向けて大きく前進した。
「状態はすごく良かったですね。この状態なら、明日は屋外でもいい」。リハビリ担当の権田トレーナーが、早期復帰への明るい兆候を明かした。17日の肘痛発症以降、4日ぶりのキャッチボール再開。まずネットへ向けて20球を投げると、続木トレーニングコーチを相手に54球。その後は投球フォームを確認しながら再度、19球のネットピッチングで調整した。
その後はダッシュなど、走り込みメニューを消化。さらに室内に戻って肩、肘の可動域を広げるトレーニングに、マッサージと、精力的に汗を流した。同トレーナーはキャッチボール再開翌日となる、21日の状態を重要視。今後の1軍残留について「明日の様子を見ての判断になる。とにかく明日。キャッチボールをしてからになると思う」と説明した。
1歩1歩着実に全快へと向かっており、早期の投球練習再開も見込める。「普通です。痛みはそんなに…。しっかり治していきたい」と岩田。練習後の主戦左腕が多くを語ることはなかったが、順調な回復具合は真弓阪神にとって何よりの朗報だ。

⇒紅白戦が始まりました。ちまたでは、オープン戦も始まりました(^◇^)



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by kuru2chanbei | 2010-02-20 21:43 | 虎球団

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