虎々なるままに日暮し

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キャンプ2010 2/7

≪田上は紅白戦で「1番中堅」出場へ≫
育成ドラ2位の田上健一外野手が、ベースランニングで快足を披露した。打撃練習でも左右に快音を連発する若トラに、平田2軍監督も熱視線。「彼は早く実戦で見てみたいね」と、11日に予定される紅白戦に『1番中堅』での起用を明言した。
今キャンプ最多500人の観客の前で、田上の存在感が光った。50m5秒7の快足を持つ育成ルーキー。風を切ってダイヤモンドを駆ける姿に、ポスト赤星への期待が膨らむ。前日6日の坂道ダッシュでも、唯一2秒台をマークした。平田監督もその高い潜在能力を評価して、実戦での1番起用を早々と明言した。
イチロー(マリナーズ)に憧れ、プロの世界を目指した田上。関連文献はすべて網羅して『イチローのすべて』など、多くの著書に綴られた1番像に感銘を受けた。紅白戦では1打席目から、自慢の足で首脳陣にアピールするつもりだ。
「僕のウリは足ですから。走っていい状況なら、1球目から狙っていきたいです」。昨季は野原祐が育成枠から、1軍へと駆け上がった。田上健一、22歳。猛虎期待の育成ルーキーが、まずは初実戦での結果にこだわる。

≪真弓監督の願い通じず降雨≫
阪神の沖縄・宜野座キャンプは降雨のため、全メニューを室内練習場で行うことになった。1日の初日から曇天続きに、真弓監督も「そろそろ晴れてもらわないと困るな」と話していたが、願いは通じず。球団関係者は「1日中、室内練習場にこもるのは、最近ではなかった」と恨めしそうに空を見上げた。

≪雨続きも久保コーチは前向き?≫
第2クール2日目の7日は、昨夜から降り続いた雨の影響で、練習場所が隣接する宜野座ドームへと変更。今キャンプは練習中に晴れ間がのぞいたのは1度だけと天候に恵まれておらず、思うように練習が消化できないでいる。久保投手コーチは「こればかりは仕方ないね。晴れてばかりだと、選手も調整ピッチを上げたりしてケガするかもしれないので、いいように考えておこう」と前向きに?とらえていた。

≪マートン「1番・中堅」で実戦デビュー≫
マートンが13日の練習試合・日本ハム戦(宜野座)に1番センターで先発出場することが7日、決まった。「それなりに外野を守れているし、今のところ打つほうも問題ない。まだタイプは分からないけど、(13日は)1番で試してみたい」。真弓監督がこの日の会見でマートンのデビュー戦を明言した。
前日、初のシート打撃でセンターを守ったマートン。指揮官は「センター守れるんじゃないかな。悪くないね」と及第点を与えた。攻撃陣の最優先課題は言わずもがな。赤星の代役として、誰が適任なのか。結果論と言えばそれまでだが、昨季は新加入したメンチの適性を見極められず、右往左往した反省もある。メジャー時代、一度もセンターの守備機会がなかったマートンの早期テストは不可欠だ。
練習中、山脇守備走塁コーチとマートンが話し込む場面があった。「走塁のこと。一、三塁にするのがうちの方針だと伝えた。研究とか準備するのが好きなタイプだから、これからいろいろ確認するんじゃないか」。走者一塁から単打で一、三塁にする走塁は、走者赤星の真骨頂。マートンの盗塁は「それほど期待できない」(同コーチ)。ならば、走塁をいかに赤星に近づけるのか。守備の適性もさることながら、走塁面でも極めて高い意識を要求される新助っ人。今後の実戦で幾十もハードルを越えなければ、先は見えてこない。…って、走らんのかいw

≪林に「PL道場」立浪氏が“友情指導”≫
リンちゃんを、片岡打撃コーチと昨年限りで現役引退した立浪氏が7日、“友情指導”した。PL学園の同級生で87年に甲子園春夏連覇を達成した2人。復活を期待される大砲候補に、30分間付きっきりで“PL道場”を展開した。
立浪氏が「片手だけで振ってみろ。その感じ」など身ぶりを交えてアドバイス。林も「はい。はい」とうなずきながら実践した。林は練習後「言われたことは片岡さんと同じで、左手の使い方。しなるように打てということでした。余裕をもってボールを打つ感じ」と、具体的な指導に手応えを得た様子。
立浪氏は「片岡に頼まれてね。そういう立場ではないのだけど」と照れながらも「力があるのに無駄な動きをしているところがある。もっと打てる選手。外からバットが出やすいようだ」と話した。

≪新井に球界最重量バット!970gだ≫
新井に横浜・村田モデルを超える球界最重量バットが届けられることが7日、分かった。
昨年12月、契約するミズノ社に重量バットを発注した。プロ11年間、形は変えても重量を変えたことはなかったが、今オフは「飛距離を意識して」これまでの910グラムから一気に20グラム以上の重量化を試みた。キャンプ前に準備したのは930、940、950、960gの計4本だったが、「練習で重たいものを振ることはいいこと」と970g近いバットを追加注文した。
「今回は重さを変えたけど、モデル(型)を変えてないからね。シーズン中も体調によって(重さを)使い分けることもある」。現在は940gと950gの2本で打撃練習を行う。横浜・村田は破格の960gを扱うが、仮に新井が970gの新バットをシーズンで採用すれば、球界最重量を塗り替える。

≪弾丸ジョー!フルスイング解禁だ≫
これが城島本来の姿か-。宜野座ドームの三塁ベース後ろに張られたネットが、弾丸ライナーで大きく揺れた。大きなフォロースイング、一瞬でボールを弾き返すスイングスピード。獲物を狙うように投手を凝視したジョーからは、異様な緊張感、相手を呑み込んでしまうような圧倒的な空気が伝わってきた。
フリー打撃開始後3分、9スイング目だった。ミートを続けていた城島が突然、一変した。「最初は反対方向しか打たないよ」と話していたが、いきなり左翼方向へ強烈なライナーが飛んだ。以降はミスショットすることなく、フルスイングにはじかれた打球はレフト、ライト方向へ飛んでいった。
左投手に代わってからも、ボテボテのゴロやポップフライは1球もなく、すべてライナー性の打球を放ち続けた。終了後には大粒の汗が滴り落ち、疲労の色が滲んでいた。それほど全力でバットを振った46スイング。見守っていた和田打撃コーチは「フルスイングできる下地がしっかりできている。何カ月も野球をやっていない時期があって、最初は打つポイントがつかめなかったと思うけど、最初の3分で確認して変わったね」と目を細める。
屋外であれば相当数のサク越えをマークしていたが、城島は「屋外ではこんなに打たないよ。自分の感覚がズレるから」。調整段階でサク越えを連発すればスイングの軌道、感覚が狂う。屋内ではその心配がないから、リミッターを解除した。「体にバットが巻き付くようにするためにね。これができれば質のいい打球が飛ぶし、飛距離も出てくる。軽く振っても飛距離が出る」と理想の打撃フォームが完成すれば、さらに飛距離はアップすると言う。
ケージの裏では金本のスイングをじっと見つめ「これから話も聞いてみたい」と言った。和田コーチにはシーズン中の修正ポイントを自ら伝え、チェックをお願いした。開幕へ向け日に日に前進しているジョー。現時点でその歩む道に障害はない。

≪球児、炎の80球!掟破りの投げ込み≫
あいにくの雨模様。黙々と右腕を振う球児の背中で、色鮮やかに傘の花が咲く。見惚れる…とは、まさにこのことだ。しなりの利いた背中から解き放つ、異次元の切れ味。日曜日のブルペンに詰め掛けたギャラリーに見守られながら、守護神はいつまでも投げ続けた。
「いい球が行ってるから、どんどん投げていこうという気になる」
その球数は80球ジャスト。「珍しいですね。ここ数年では見たことがない」。球児をブレーク前から知る片山ブルペン捕手が、驚きの表情を浮かべた。
試合で投げることのない球数をブルペンで投げない。これが05年のブレーク以来貫き続けた、球児の基本方針だ。プロ入り当初は首脳陣へのアピールのため連日100球を超える投げ込みを行っていたが、それが肩や肘に負担を掛け、故障を招いた。04年には開幕前に2度にわたって右肩痛を発症。その反省から、05年キャンプではそれまでの調整法を一新。ブルペン練習での多投を極力控える調整を徹底し、その年の大ブレークへと繋げた。
WBC球への対応が求められた昨キャンプでは50球以上を投じたことがあったが、例年のブルペン練習での球数は最大でも40球前後。この日は、現フォームの基礎を築いた山口投手コーチのチェックも受けながら、通常の2倍の球数を投げ込んだことになる。
「体の調子がいいからね。体力が残ってるから、こういう練習ができる」。原点回帰をキーワードに重ねた、昨オフからのトレーニング。従来の禁をあえて破ったのは、ここまでの仕上がりに対する自信の表れにほかならない。
43球を投じた前日のブルペン練習同様、この日も捕手を通常より約1m後方に座らせた。「18・44mの間隔ではまだまだ投げたくない。(投球が)小さくなってしまうから…」。後方に座らせてなお、その球筋は一直線にミットを突き刺した。終盤には捕手をホームベース付近にまで近づけてカーブを微調整。最後は左右のコーナーに圧巻の速球を投げ分け、火の玉ショーを終えた。
「いい球を投げる準備ができている。いい感触だし、シーズンが楽しみですね」
淡々と語る口元に、充実感がにじんだ。進化はまだまだ止まらない。覇権奪回を誓う2010年シーズン。守護神の行く手に、今年も色鮮やかな花が咲く。

≪鳥谷、2日連続8時間トレ「振れてる」≫
選手会長・鳥谷は7日、マシン打撃やシートノックなどの後、ウエートトレを行い、2日連続の8時間トレを行った。
第1クール最終日の4日には、「まぁまぁ、振れている」と順調さを口にしており、城島も「トリがいいねぇ」と絶賛していた。練習終了後には宜野座ドーム横に集まったファン約100人を相手に数10分、サインするなど、サービス精神も旺盛だった。

≪勝負球印象づけ!上園、8日に初登板≫
「次、見せ球!」「次、勝負!」。上園が7日、ブルペンで狩野を相手に叫びながら、右腕をしならせた。右打者の内角を投げ分けるための練習で、「勝負する球とみせる球を打者にイメージさせたら強い」。8日に初めてフリー打撃に登板。14日の日本ハム戦(名護)に備える。「ここまでは毎年いい。試合にいって、ゼロに抑えられるかどうか」と力を込めた。

⇒私、雨女ですm(__)mでも、宜野座には行ってませんから(笑)



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by kuru2chanbei | 2010-02-07 21:09 | 虎球団

キャンプ2010 2/6

≪城島が投手?推定140キロ超&49発≫
ひっそりと静まり返ったブルペンで、“ジョー・バズーカ”が唸りを上げた。吉田バッテリーコーチのミットから鳴り響く「ズドーン!」という轟音。投手陣が投球練習を終えた後、キャッチャーミットではなく、野手用グラブをはめた城島がマウンドへ向かい、いきなりピッチングを始めた。
体を目いっぱい使って放たれる推定140キロ超の剛速球。ファンから「試合で使えるぞ!」との声が上がると、ノリノリで「使える?でも阪神にはいい投手がいっぱいいるから」と笑顔で返した。立ち投げで直球のみ34球を投げると、続けて捕手を座らせ、カーブ、カットボール、シュート、チェンジアップと投手顔負けの変化球を交え、23球を投げ込んだ。
極めて異例の光景に、約100人のファンは終了後に拍手喝采。城島は「遠投にしようと思ってたんだけど、グラウンドが悪かったから。毎年やっているし、シーズン中も1週間に1回はブルペンに入る」と意図を説明した。「捕手は小さな動きが多いから、大きく投げないと肩が衰える。遠投、ブルができて、初めて細かな動きもできる」。ファンに「遊びじゃないからね~」と話したように、ブルペン入りはジョー流調整の一環だ。
初の屋外打撃でも“らしさ”を崩さなかった。「ティーの前に流れで出来るということだったので」と急遽予定になかったフリー打撃を行い、徹底した右打ちで感触を確かめた。「ひどい!全然、前に飛ばんもん」と苦笑いしたが、続くロングティーでは107スイングで49本のサク越えをマーク。通常、ティー打撃では投手が投げたボールよりも反発力が少なく、打球は飛びにくい。それをいとも簡単にスタンドまで持って行くパワーと技術は、他の選手と比べても格が違う。
異次元のロングティーに「自分の力が球に伝わっているかを確認した。ネットだと距離が近すぎて、最後まで打球を見ないと分からないから。ポイントは打球の角度と方向。飛ぶ飛ばないはあまり関係ない。もう少ししたらしっかり下半身を使いたい」と、こちらも発展途上中であることを強調した。
宜野座を全開で動き回った第2クール初日。約2カ月後、肩も打撃も完成形に達したジョーの姿を想像すると、もう楽しみで仕方がない。

≪二神圧投!フリー登板で桜井&林斬った≫
球を手渡されるたびに会釈を返す。一挙手一投足に漂う初々しさ。しかし投げ込む球には、新人のものとは思えぬ迫力があった。放たれた打球が次々と、ケージ上方のネットに掛かる。打席の足元にたまった球の数が、右腕の実力を十二分に物語っていた。
「回転のいい球を投げようと心掛けた。かなり力を入れて投げました」。1人目の桜井の打球を切れ味鋭い直球で何度も詰まらせると、続く林にも高めの速球がさえ渡る。全55球のうち、安打性の当たりはわずか5本。打者が仕上がり途上の時期であることを差し引いても、その内容は称賛に値する。
この日の圧巻デモは、全てセットポジションからの投球。「最初にバントからだったので、セットの方がいいかなと思って投げたんですけど、(その後)なかなか変えられなかったんです」と初々しい笑み。しかし、桜井が「いい球投げてましたね。外角低めにも切れのある球が来ていた」と驚きの表情を浮かべれば、林も「高めに来る球には切れがあった。初めてでまだまだなんでしょうけど、いい球が来てました」。対戦相手からは一様に絶賛の声が上がった。
チーム内から相次ぐ高い評価に加え、ネット裏から見守った中日・佐藤スコアラーも「球の回転がよさそうに見えた。高めの真っすぐでファウルチップもあったしね。先発タイプでしょう」。今季のローテ候補の1人との認識を示しながら、警戒感を強めた。
ともにフリー打撃に登板した藤原も含め「両方とも面白い」と久保投手コーチ。「ゲームにどんどん進んでいくでしょう」と早い段階での実戦デビューを明言する。目標の開幕1軍へ、その可能性は日々高まっている。
「押し込んでファウルになるような球も長打になる。アマチュアの打者とは違いました」。全身に感じたプロの威圧感。しかし同時に、確かな手応えも残った。初々しく、それでいて力強く。ドラ1右腕のルーキーイヤーは、輝きに満ちている。

≪フォッサム豪快“伝説の左腕”そっくり≫
フォッサムが6日、初のブルペン入り。真弓監督らが見守る中、ストレート、ツーシーム、チェンジアップにスローカーブも4球交えた計44球を披露した。
ボールを握ると忙しなく動き出した。数球で肩慣らしを済ませると早くも捕手を座らせた。セットポジションから繰り出されるストレートは構えたミットにピタリ、ピタリと収まった。
“異変”が起こったのは38球目。それまでのセットから振りかぶり上体を大きく反らすワインドアップ投法で投げた。制球は乱れたが、豪快なフォームから繰り出されるストレートは威力十分だった。
「傾斜やボールに慣れるために投げた。問題ない。ワインドアップ?日本式だろう?ボストンの時に治されたこともあったけど、この投げ方が合ってる。子供のころメジャー史上最高の左腕であるコーファックスのビデオを見て覚えたんだ」
レッドソックス・松坂らはいるが、今ではメジャーでも数少ないワインドアップ。そのルーツはメジャーで4年連続ノーヒットノーランし、殿堂入りを果たしたサンディー・コーファックスという伝説の左腕だった。
真弓監督は「線が細いんでどうかなと思って見ていたが見た目より力のあるボールが来ていたね」と目を細めた。
スローカーブに加えて豪快なワインドアップ。キャンプ5日目にしてベールを脱いだフォッサムは個性派のようだ。

≪メッセ迫力十分!上本のバットを粉砕≫
メッセンジャーが6日、今キャンプ初となるフリー打撃に登板。
威圧感たっぷりのフォームから繰り出す直球で、次々と打者の手元を差し込んだ。後半には内角直球で上本のバットを粉砕した。全39球で、安打性の当たりはゼロ。制球には多少のばらつきが見られたが「低めにしっかり投げることを意識していたからね」と右腕。時折織り交ぜたスライダー、フォークの切れも上々で、その実力を十分に見せつける内容だった。
「感じはだいぶいいよ」。上々の手応えを滲ませる助っ人右腕に、久保投手コーチも「球に力がある豪腕タイプですね。今の時期にこれだけ投げられるのは順調ということ」と絶賛した。新たな勝利の方程式を担う新助っ人。次のハードルとなる実戦登板に向け、さらにギアを上げていく。

≪「中堅・マートン」初お披露目だけど…≫
マートンが6日、シートノックに参加。初めてセンターの守備につき、打球判断や捕球、内野手との連係プレーを披露した。
この男に赤星の代役は務まるのか。メジャー時代、センターのポジションについたのは1イニングのみ。しかも守備機会は0。「マートンは本当にセンターを守るの?」という他球団のスコアラーもいるくらいだ。ファンの不安がついてまわるのは当然だろう。「センター・マートン」が、今キャンプ初の週末で満員に膨れあがった客席の注目を一身に浴びた。
「動けているし、肩のほうもこの段階ではね。センター守れるんじゃないかな。悪くないね」。プレーを見守った真弓監督は現時点で及第点を与えたが、肩が少々問題に映ったのは事実だ。
返球プレーの締めに行う本塁送球は、外野手一番の見せ場。マートンの返球は、2バウンドでマウンド付近のカットマンへ達するのがやっとだった。気温も低く悪天候。たった1球で判断するのはナンセンスだが、右翼で矢のような本塁送球を見せた新人の藤川俊とは対照的なセンターデビューとなった。

≪藤原も奮投!狩野「球が見づらい」≫
藤原が6日、フリー打撃に登板し、球持ちのよさを生かした独特のフォームで浅井、狩野を相手に奮投。見守った首脳陣からも上々の評価を得た。
ハイテンポで次々と球を繰り出す投球。「バッターの方に迷惑を掛けた。次からは気を付けます」と反省を口にした左腕だが、その投球には近い将来の活躍を予感させる小気味よさがあった。
全56球を投じ、安打性の当たりは10本。後半には狩野に2本のサク越えを許し「プロの打者はミスショットが少ないと感じました」。それでも対戦した狩野は「球の出どころが見づらいですね」と左腕の新人離れした投球に驚きの声を上げた。
「投球の間やテンポを変えないといけないと感じた」。初めて触れたプロのレベル。目の前の課題をクリアしながら、目標の開幕1軍を目指す。

≪金本弾丸!屋外フリーでサク越え6発≫
金本が6日、今キャンプ初の屋外フリー打撃で6本のサク越えを放った。
年齢的な衰えはないのか。パワーは健在なのか。期待の裏返しでそんな声も飛ぶ。プロ19年目の名球会打者とて、毎年打席に立つまでは落ち着かない。今年も金本に4番を任せていいのか。この日スタンドに詰めかけた2500人のファンがその検証人となった。
30スイング目。芯でとらえた打球が低い弾道で右翼フェンスを越えた。金本の弾丸1号。連発は2度。右翼後方の雑木林へも2発打ち込んだ。2月初旬にこれだけ振れることが何よりの収穫だった。
「去年、一昨年と比べたら全然状態が違う。下が使えるからね。出来あがった選手だから心配してないよ」。和田打撃コーチが金本の年齢に触れることはない。打撃の形を見れば、客観的に現状がわかるという。同コーチの言う「下」とは、腰から下。軸足に体重を乗せる金本打法は下半身が命綱になる。
08、09年のこの時期はともに左膝の手術明けで、全く「下」が使えなかった。手術のない今年の“打ち始め”が「全然違う」のは必然とも言える。打撃前にはベースランニングを全力でこなすなど、シートノック以外は全メニューを消化した。金本の「下」は順調に滑り出している。
この日の弾道を見る限り、確かに年齢を感じさせない。試運転とはいえ、「下」の安定した打球は存在感十分。3年ぶり7度目の30発超えへ、金本の視界は良好だ。

≪藤川俊 好守猛アピールで監督も高評価≫
藤川俊介が6日、シートノックで自慢の守備力を首脳陣にアピールした。マートンらと争う中堅ではなく、左翼の守備位置に入ったが、打球勘の良さ、俊敏なスローイングを披露。見守った真弓監督も「動きいいね。肩もいい。走塁の方も含めてスピードもある」と高評価を与えた。
背番号7が、初の屋外シートノックで存在感を示した。強肩を生かした素早い送球。打球を追う機敏な動き。高いディフェンス力を証明した藤川俊は「自分の全力を出そうと思って、守っています」と、上々の内容に口元を少し緩ませた。
フリー打撃では金村暁と対戦し、プロのレベルを初めて体感した。「球は切れが違う。これをいい経験にして、これからやっていきたい」。ポスト赤星候補のルーキーは今、一歩、一歩、着実に階段を上っている。

≪坂井オーナー 野原祐にゲキ飛ばした!≫
坂井オーナーが6日、昨年に続いて高知安芸の2軍キャンプを激励訪問した。5時間の滞在で、ブルペンやメーングラウンドを精力的に視察。2年目の野原祐也には「頑張って1軍を目指してくれ。上で待ってるで」と直接ゲキを飛ばした。
大阪発の飛行機で、早朝に高知到着。午前9時50分にグラウンドへ駆け付けると、選手、首脳陣を集めて熱く語った。「若手育成だから、若い選手を使うわけじゃないんだ。育てるじゃなく、育つんだという意識を持って欲しい」。2軍スタートとなった野原祐には選手で唯一、直接声を掛けた。日帰りの弾丸視察は、育成部強化を掲げる総帥の決意表明だった。
野原祐はこの日、OBの中西太氏(野球評論家)にも打撃指導を受けた。「期待に応えられるよう、1日1日野球に打ち込んで頑張りたい」。逆転開幕1軍へ、周囲の激励を糧に精進の日々が続く。

≪球児43球、城島とバッテリー≫
球児と城島のバッテリーが実現した。ブルペン入りしていた藤川の投球練習中に城島が登場。藤川は城島を座らせ、セットポジションで43球を投げ込んだ。藤川とのコンビ結成は昨年の第2回WBC以来。城島は「真剣勝負してる投手は、ブルペンで100回受けるより試合で1回受ける方が分かりやすい。僕は去年も受けてますからね」と、特徴はすでに把握していると胸を張っていた。

≪桧山にうっとり…阪神Cを竹村真琴が訪問≫
沖縄で自主トレ中の女子プロゴルファー、竹村真琴が6日、宜野座の阪神キャンプを訪問。トレーナーの仲田健氏が桧山のトレーナーをしている縁で、「野球の練習を見るのは初めてです」というキャンプに、熱い視線を送った。
「普段の桧山さんと、ユニホームを着ている桧山さんは全然違うし、ユニホーム姿も、かっこよかったです」
抜群のルックスとプレーで自身も大きな注目を集める今季。「桧山さんや(スポーツ界の)トップ選手が身近にいて、ゴルフのためになるお話をたくさんさせて頂いているんで。(生かして)がんばっていきます」と意欲を語っていた。

⇒桧山は皆の桧山です(は?w)!キャンプは第2クールに入りました



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by kuru2chanbei | 2010-02-06 21:01 | 虎球団

キャンプ2010 2/5・休日

≪真弓監督 開幕ローテ残り2枠実戦登板で≫
残り「2枠」をめぐる開幕ローテ争いが、本格化する。
助走は終わった。開幕ローテをめぐる生存競争。候補者乱立の激しく、熱い戦いが第2クールから本格化する。キャンプ初の休日。現時点での開幕ローテを問われた真弓監督は「当確は4人ぐらいかな」と構想の一端を明かした。残るは2枠。第1クールのブルペンから実戦マウンドに舞台を変えて、ついにサバイバルの第2章が幕を開ける。
指揮官は当確4人の名前を敢えて明かさなかった。だが念頭にあるのは、3年連続開幕投手を狙う安藤、一昨年10勝の岩田、昨季13勝で一皮むけた能見の3人に経験豊富な下柳、あるいは久保で間違いない。逆に言えば、それ以外の先発候補全員に、今は開幕ローテ入りのチャンスがある。
順調な仕上がりを見せる福原、杉山、金村暁に上園…。蕭にルーキーの二神、藤原という若虎も有資格者だ。第2クールではシート打撃登板がメニューに入ってくる。まずここで好仕上がりを首脳陣に示すことが、生き残りへの条件となる。
真弓監督は13、14日の練習試合・日本ハム戦の登板投手についても、「大体は固まっている」と語った。シート打撃に初実戦。ここで今後に期待を抱かせる内容を出せなければ、安芸入りする20日以降に2軍スタート組と入れ替えられる可能性十分だ。
「なかなか一年通して固定はできないんじゃないか」。真弓監督はこうも言った。ヒートアップするローテ争い。互いが高め合い、競争の次元がさらに上がってくれば、先発6枚の固定という理想も現実になる。第2クール。いい意味で構想を変えられる投手たちの「台頭」を、指揮官も待っている。

≪二神 休日返上トレでフリー打撃登板準備≫
二神が、キャンプ休日で琉球ワールドを訪問後、宜野座ドームへ直行して休日返上トレを行い、6日に予定されているフリー打撃登板へ向け「打たしにいくことはない」と意気込んだ。
高校、大学のフリー打撃ではわざと打者に打たせていたという二神。だがプロでは、フリー打撃登板が調整の一環と教えられた。「ボールを置きにいって打たせるんじゃなくて、プロの打者に初めて投げて色んなことを吸収したい」と全力で向かっていく覚悟だ。
打者相手に投げるのは大学4年秋のリーグ戦以来だと言い「プロの打者のヘッドの使い方とか。プロの打者を感じ取りたい」と目を輝かせたドラ1右腕。実戦練習に合わせてこの日は軽めのキャッチボールを行い、準備を万全に整えた。

≪秋山 新球フォーク習得を直訴≫
阪神キャンプ初休日となった5日、秋山は、新球フォークの習得を首脳陣に直訴したことを明かした。
「空振りを取れる変化球を覚えたいと、コーチにもお願いしました」。並のルーキーなら、まずは練習の流れをつかむことや、人間関係を築くことで必死。だが、規格外の大型新人は自分を見失うことなく、しっかり“先”を見ていた。
「身長もあるし、僕のイメージで空振りの取れる変化球はフォーク。野茂さんや、佐々木さんのボールを小さい頃から、テレビで見てたんで」
『大きく育てたい』という首脳陣の意向から、ここまでブルペンで変化球は投げていない。順調に進めば第3クールで、変化球を解禁する予定だ。「三振が取れるピッチャーになりたいんです」と秋山。無限の可能性を秘める高校生ルーキーが、虎の『ドクターK』襲名から早期1軍を目指す。

≪大勝負!阪神・下柳、男の意地や14勝する≫
ノルマ14勝!?下柳が5日、親交のある競輪の岡部芳幸選手らとキャンプ休日を利用して宜野座ドームを訪れた。恒例となっているプレゼントを賭けた真剣勝負に関して岡部選手から「14勝」というノルマを提案されたベテラン左腕。昨季のリベンジへ大目標が設定された。
「いくぞ~!」“下柳コーチ”が岡部の子供達にノックやティー打撃など30分間の猛特訓。キャンプ休日を利用したリラックスムードの中、今年も岡部がノルマ勝負を挑んできた。
「今年もそうなるんじゃないかな。負けず嫌いだからね。(下柳さんは今年にかける)闘志を感じる」
下柳と岡部とは06年から互いのシーズンの成績を賭けてきた。罰則プレゼント付きの真剣勝負で、過去には自転車やグラブなどを賭けてお互い切磋琢磨。さて、今年は?岡部が提案した。
「僕は28勝ぐらいで下さんは14勝ぐらいかな」
昨年は下柳が『40歳の記録を塗りかえる』と1989年に村田兆治(ロッテ)がマークした40歳代での最多投球回数179回2/3を掲げ、これに岡部が『30勝』で勝負。下柳が上回れば数十万円相当の高級自転車をもらい、岡部がクリアすれば下柳がその息子に少年硬式用のグラブをプレゼントすることになっていた。
しかし、わずか8勝(8敗)で投球回数も119回に。岡部も23勝で痛み分け。14勝という新たなノルマは、確かに厳しい。過去プロ19年間で14勝以上したのは、15勝した05年のみ。正念場のシーズンを迎えるベテラン左腕にとって、まさに大勝負なのだ。
そのためには先発ローテ確保が必須条件。安藤、能見、岩田、久保とローテ6枠中4枠は固まりつつある。残り2枠を二神ら新人を含めた若手らと競う。第1クールはブルペンに入らなかった。親友との勝負を新たなモチベーションに、6日からの第2クールで加速をつける。

≪虎の1軍ルーキートリオ、琉球村でサンシン≫
1軍キャンプ参加中の虎のルーキートリオは5日、休日返上トレの合間を縫って沖縄・恩納村の琉球村を観光。本格琉球衣装を着用したほか、沖縄観光絵巻行列を見て、念仏踊りに参加。楽器『三線』弾きにも挑戦した。
「指笛は甲子園でもよく聞くので『沖縄や~』と思いました。躍ったりは恥ずかしかったですが楽しかった」と二神。高校の修学旅行以来という藤原は「三線で(先生に)怒られました」とニガ笑い。藤川俊は「同じ日本でも違う文化が体験できて嬉しかったです」と話していた。

≪虎の2軍ルーキー、みんな揃って龍馬に変身≫
高知・安芸でキャンプ中の阪神の新人5選手が5日、練習休日に土佐湾の海岸で『坂本龍馬』の衣装で写真撮影を行った。その後、高知で開催中の『龍馬出会い博』の会場のひとつである『安芸・岩崎弥太郎ここざし社中』を訪れ、目標を絵馬に書き込んだ。
「1軍の先発投手として長い野球人生を送る」と記した秋山は、「三振のとれる投手になりたい。ストレートを磨き、空振りのとれる変化球を」とフォーク習得を目指すことを宣言。甲斐と原口は写真撮影後、安芸ドームで休日返上で体を動かした。

⇒私の風邪は9割方治りました。キャンプはまだまだ序盤です(笑)



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by kuru2chanbei | 2010-02-05 23:23 | 虎球団

オリックス・小瀬 宿舎で転落死 2/5

≪オリックス・小瀬 宿舎で転落死…自殺か≫
沖縄の宮古島で春季キャンプ中のオリックス・小瀬浩之外野手が5日午前11時45分頃、宮古島市にある選手宿舎のホテル(11階建て)の2階部分の屋上で死亡しているのを、駆け付けた救急隊員が見つけた。県警は飛び降り自殺したとみて、詳しい状況を調べている。小瀬外野手は、07年度大学生・社会人ドラフト3巡目でオリックスに入団。1年目から1軍で起用され、昨年は規定打席に届かなかったものの、打率・303を記録し、新任の岡田彰布監督からも大きな期待をかけられていた。球団は緊急ミーティングを開き、選手には死亡の事実のみが伝えられた。今後の練習は予定通り消化していく。小瀬はまだ、24歳の若さだった。

宮古島市消防本部によると、5日午前11時半頃、オリックスのチーム宿舎となっている同市内のホテルから「男性が血を流して倒れている」との通報があった。
6分後に救急隊員が駆けつけたところ、11階建てホテル隣接の、空調施設などが入る2階建て建物屋上スペースで、男性が靴を履かず、仰向けに倒れ死亡しているのが見つかった。「すでに死後硬直で、傷口も塞がった状態。後頭部の損傷が激しかった」(同本部)という。
連絡を受けた球団職員が病院で、小瀬であることを確認。ホテル上層階の非常階段から転落し、発見までかなりの時間が経過していたとみられるという。
その後、宮古島署が現場検証を行ったが、現場やホテル内の状況などから、同署は自殺の可能性が高いとみているもようだ。
この日のチームはキャンプ初の休日だったが、岡田監督やナインも外出先から次々に宿舎に戻った。午後3時前には、岡田監督と、小瀬と親交が深かった北川ら3選手が宮古島署に向かい、事情聴取を受けた。
午後4時からは緊急ミーティングが開かれ、チームに小瀬の転落死の事実が伝えられた。どの選手も無言で、目を赤くする選手もいた。
大阪から駆けつけ、午後8時過ぎに会見した村山球団本部長は「まだ警察で調べておられるので詳しく申し上げることはできない」とし、遺書の存在などについても回答を避けた。6日には昨年12月に挙式した夫人ら遺族が、宮古島入りし、事情聴取を受ける予定だという。
小瀬は、誰もが認める礼儀正しい好青年だった。打撃は天才肌で、プロ3年目の今年はレギュラー獲りに燃え、1月26日から宮古島に入って練習していた。
前日のキャンプ4日目も精力的に動き、米球界から復帰した田口に外野守備の教えを請う一幕も。練習終了後には、今年のチームの猛練習について「こんなに練習したことはない。田口さんが入ってとても楽しくやっている。明日(休日の5日)は昼ぐらいまで寝てると思います」と話していた。
小瀬の部屋は1人部屋で、その後、宿舎に戻った後の小瀬の行動について球団側は「把握していない」としている。
だが、午後6時ごろには、近大時代の同級生のヤクルト・山本と、2年後輩のヤクルト・荒木にそれぞれ電話していた。山本には今キャンプに入って早くも3度目の電話だったというが、会話内容自体は変わった様子はなかったという。キャンプ休日のこの日も、午後7時から夜間の休日返上練習に参加予定だった。
村山球団本部長は「明日以降、きっちり警察から説明があると思います」と話した。キャンプについては、今後も継続していく。


≪岡田監督「何も頭に浮かばない」≫
キャンプ初の休日が、暗転した。コーチ陣とのゴルフをしていた岡田監督に一報が届いたのはホールアウト後だった。先にホールアウトして、連絡を受けていた小林ヘッドを通じて小瀬の転落死を聞いた岡田監督は「訳がわからんかった」と混乱したまま、血相を変えて球団職員の運転する車に飛び乗った。
「小林さんもうろたえていたんやけど『転落した』というようなことだけは分かった」と、その時の様子を振り返った。
いったんチーム宿舎に戻ってきた岡田監督は、横田昭作管理部長とともに再び宿舎を出て、宮古島市内の宮古島警察署へ向かった。「このキャンプの責任者やから」と事情聴取に応じたものの、未来ある選手が死に至った理由はまったく思い浮かばない。
最後に小瀬を見たのが前日、特打を行っている姿だったという。昨年11月、監督に就任したばかりの秋季キャンプでは小瀬のバッティングに「めちゃくちゃ、バットコントロールがうまいなあ」と大成を予感していた選手の未来が突然、閉ざされたことに「チームの一員。昨日まで一緒にやってたんや。考えられへん」と、まだ信じられない様子で振り返った。
午後8時50分に姿を現した岡田監督は直前までコーチ陣と日高選手会長らと話し合いを持ったが「『元気でやろう』なんて言うてもできんやろ。『どうしろ』とは、よう言わん」と、全員の顔に浮かんだ悲しみの表情に、言葉を失ったことを明かした。
その話し合いでは6日以降のキャンプ継続、開始前の黙祷、6日の練習は1、2軍全員がメーン球場に集合することなどを確認した。しかしそれ以上のことは岡田監督ですら明確な道筋を示すことができない。
「何も頭に浮かばない。何日間かは、(まともな練習ができなくても)しょうがないかも分からん。今の段階で『前向いて』とは、オレは選手によう言わん。そんな簡単なものじゃない」。突然失った仲間。全員が、全員じゃなくなった現実をまだ、受け止めることはできない。

≪オリ・宮内オーナー沈痛「期待していた」≫
オリックスの大先輩で米大リーグ、マリナーズのイチロー外野手が「ホゼ」と呼んで目をかけ、今季は右翼のレギュラー候補と期待されていた俊足巧打の新鋭が、まさかの形で急逝。沖縄県警では自殺とみており、岡田彰布監督は「訳が分からん」と絶句。チーム関係者は深い悲しみにくれた。
オリックスの宮内義彦オーナーはこの日、都内でサンケイスポーツの取材に応じ、「どういう事情かわからないけど、ご冥福を祈ることしかできない」と悼んだ。「期待していた、これからの選手。キャンプにいって、色々聞こうと思っていたのに…」。球界屈指の野球好きとして知られる宮内オーナーだけに、その心痛は計り知れない。

≪NPBでも驚きの声…詳細な情報は得られず≫
プロ野球を統括する日本野球機構(NPB)にも驚きの声が上がった。
NPBの花井史朗光連盟統括兼パ・リーグ運営部長は、キャンプ地にいるオリックス球団職員の混乱を察し、大阪市の球団事務所を通じて報告を受けた。しかし、村山球団本部長らが現地で会見したのとほぼ同じ内容で、詳しい情報は得られなかった。
花井連盟統括は「弔意は心から表すが、詳細が分かっていないので何とも言いようがない。(詳細が分かるのは)明日、ご遺族と警察が話をしてからになるだろう」と話した。

≪横浜・藤田絶句「信じられない」≫
横浜の藤田は休日返上練習中に、近大の3年後輩・小瀬の急死を聞き絶句した。昨年末も母校で一緒に練習し「アイツは結婚もしてこれからという時だった。奥さんの話が多く出て『幸せにしたい』と言っていました」。大学の合宿所では同部屋で、特に可愛がっていただけに「自分をあまり前に出さないけど、性格は明るかった。信じられないです…。すいません」とショックを隠せなかった。

≪巨人・高木、小瀬選手は「センスの塊の男」≫
昨季までオリックスに在籍していた巨人・高木康成投手は「センスの塊のような男で、今年はすごく期待されていたと思う。だから、亡くなったことは信じられないし、残念でならない」と話した。

≪長野、小瀬選手訃報に「信じられない」≫
大学日本代表でチームメートだった巨人・長野久義外野手は「小瀬君とは大学時代、日本代表として一緒にプレーして以来、連絡を取り合っていました。去年、ドラフトで指名を受けたときにも『おめでとうございます』という連絡をもらっていたので、亡くなったなんて信じられません。心よりご冥福をお祈りします」とコメントした

≪鷹・大石コーチ、訃報に「本当に残念です」≫
前オリックス監督で、ソフトバンク・大石大二郎ヘッドコーチは「非常に明るく、これからの活躍が楽しみな選手でした。本当に残念でなりません。ご冥福をお祈りします」とコメントした。

≪鷹・大隣、訃報に「ショックを通り越した」≫
近大時代の先輩であるソフトバンク・大隣憲司投手は「受け入れがたいです。ショックを通り越しているというか…。自主トレ打ち上げの時に『対戦できるようにお互い頑張ろうな』と交わした言葉が最後になってしまった」とコメントした。

≪広島・岸本、小瀬外野手の訃報を信じられず≫
近大在籍時の先輩、広島・岸本秀樹投手は「本当ですか?エー、本当にそうなんですか?」と信じられない様子だった。そして「明るくて良い奴でしたよ」と一言話すと、驚いた顔のままその場を後にした。

≪広島・小窪、小瀬外野手は「一番のライバル」≫
大学2年の時に大学選手権に出た仲である広島・小窪哲也内野手は5日、ビックリした表情で「最後に話したのは(小瀬の)結婚式でした。プロのシーズン中も連絡を取り合う仲だったんです」語った。
さらに「僕はあまり人の成績を見るほうではないですが彼の成績は気になってよく見ていました。大学日本代表で一緒だった時はまだ2年生だったから何回も東京ドームの長い階段を先輩の大きな荷物を持ってあいつと運んだんですよ」と小瀬外野手との思い出を話した。
最後に「内野手外野手の違いはあったけどプロになっても僕の一番のライバルでした」と話し、無念の表情を見せた。

≪小瀬浩之外野手の訃報にダルビッシュも追悼コメント≫
日本ハムのダルビッシュ有投手は、自身のブログで同日「小瀬選手。何があったんかな。メッチャいい選手でそろそろレギュラー取るやろなと思ってましたが…。ご冥福をお祈りします」と追悼コメントを記している。

≪真弓監督、小瀬選手転落死に「ビックリ」≫
阪神・真弓監督は、「ビックリしたよ」と表情を曇らせた。「1年目から(1軍に)出て、いい選手だと思っていたんだけど」。
近大で活躍している当時、スカウトとして熱視線を送っていた山口投手コーチも「ビックリした」。選手宿舎で伝え聞いた選手は絶句していた。


≪オリックス グラウンドで岡田監督ら黙祷≫
宮古島で春季キャンプ中だったオリックスの小瀬外野手の宿舎での転落死から一夜明けた6日、チームは午前10時半から練習を行った。
宮古島市民球場(沖縄県宮古島市)に集合した岡田監督らスタッフ、1、2軍の選手全員はグラウンドに整列すると、中堅奥に半旗として掲げられた球団旗に向かって黙祷を捧げた。
キャンプ休養日の5日、夕方の緊急ミーティングで小瀬選手の悲報を知らされた選手たち。どの選手も気持ちの整理がつかないのか、球場入りする姿は下を向いたまま。複雑な表情で、報道陣の問いかけにも無言を貫いた。
今後もキャンプを予定通り続けることを決めた岡田監督も、表情は硬いまま。前夜に「今の段階で前を向けとか、(選手たちに)絶対に言えない」と話すなど、数日間は自主性に任せた練習が中心となると見られる。

≪プロ野球:オリックス・小瀬外野手急死 チーム内外から惜しむ声「まじめ、センスあった」≫
オリックス期待の若手だった小瀬外野手の突然の死去は、前日まで練習で元気な姿を見せていただけに、関係者に強い衝撃を与えた。「まだ24歳と若く有望視されていただけに、関係者一同、複雑かつ残念な思いでいっぱい」。記者会見で小瀬外野手の転落死を伝えた村山良雄・球団本部長は悲痛な面持ち。一方で、自殺の可能性も指摘される中、原因については「まだ警察が調査中なので、我々の口から申し上げることはできない」と言葉を濁した。午後4時にミーティングで事実を伝えられたオリックスの選手たちは重く口を閉ざした。一方、他球団のプロ野球選手や、学生時代の恩師らは若すぎる死を惜しんだ。
小瀬選手は前日の4日、練習後に疲れた表情を見せながらも、報道陣には「(休養日の)明日はゆっくり昼まで寝て、その後買い物にでもいこうかな」と話していた。今キャンプのテーマに「体を強くしたい」と目標を掲げていただけに、練習後も坂口ら若手とともに居残りで特打をこなし、さらにトレーニング室で汗を流すと、最も遅い宿舎への送迎バスに乗り込む熱の入れよう。「第1クール達成です。びっくりするぐらい、しんどい」と嬉しそうに話す姿には悲劇の前兆はなかった。
小瀬選手が卒業した尽誠学園高校の野球部で、在籍当時コーチとして指導した下山優・現監督も「信じられない」と驚いた。「3年間一緒に寮で過ごしたが、おとなしくてまじめで、野球センスのある子。先月10日、奥さんと一緒に遊びに来た時も、元気な様子だったのに」と肩を落とした。小瀬選手の近大時代の2学年後輩にあたる阪神の新人、藤川俊は「ショック過ぎてコメントできません……」とうなだれた。
一方、ファンの間にも、動揺は広がった。選手宿舎近くで飲食店を営む女性店主(62)は、小瀬選手が訪れた際に記したサイン色紙を手に、「すごくショックです」と沈痛な面持ちで話した。

⇒この訃報は、私もショックでした。オリファンの友人は、ショックで凹んでいました。
心より、ご冥福をお祈りいします。




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by kuru2chanbei | 2010-02-05 23:04 | 他球団

キャンプ2010 2/4

2/3
≪蕭が急性胃腸炎でリタイア≫
蕭一傑が3日、沖縄・宜野座キャンプのリタイア1号となった。2日夜から体調不良を訴え、この日、うるま市内の病院で検査を受診。「急性胃腸炎」と診断され、終日恩納村の宿舎で静養した。常川チーフトレーナーは「発熱や腹痛、下痢の症状がある。明日のこと(練習参加)は当日の様子をみて判断したい」と話した。

⇒しょ、蕭くん!?も~う…何やってんのさ!?


2/4
≪野原祐“神様打法”授かった!≫
野原祐也が4日、飛距離アップをテーマに“代打の神様”八木2軍打撃コーチから“神様打法”を伝授された。ロングティーで30分間の密着指導。格段に飛距離がアップするなど効果抜群で、全体練習後は居残りで打撃練習を行い、充実の表情で第1クールを締めた。
「飛ばすことばかり考えるのではなく、飛距離をつけるには、ボールに入れるバットの角度が大事なんだと説明したよ」
プロ通算126本塁打の八木コーチが、指導の一端を説明。キャンプインから数日は、安芸スタートとなった焦りからか「吸収しようとし過ぎる」(同コーチ)姿勢が、打席での力みを生んでいた。だが、入念な対話で問題を解消。昨季同様、紅白戦や練習試合から打線の中核で起用し、長距離砲として育成する。
「若い選手が近い将来、クリーンアップを打てる形が理想。勿論、彼は候補の1人だから」
2部の国士舘大からBCリーグ富山に進み、育成枠で阪神に入団した苦労人。「僕は常に下から這い上がってきた。一番ヘタクソなんで、頑張るしかないです」と野原祐。雑草魂とともに、逆転開幕1軍を狙う。

≪鳥谷一本足打ぁ~!サク越え23本≫
鳥谷が4日、昨季後半の好調を支えた新打法をマイナーチェンジ。午後の特打では、従来より右足を高く上げるフォームで快打を連発した。
白球に含んだ湿気もろとも、フェンスの向こうへ弾き飛ばす。106スイング中、サク越えは23本。追い風とはいえ、悪天候を考えれば驚異的な数字と言える。
軸足に乗せた体重を、インパクトとともに一気に前方に解放する“一本足打法”に近いこのフォーム。和田打撃コーチは「切れがあるね。もう出来上がってるみたい」と仕上がりを絶賛した。
「色々考えながらやってます。でも今はしっかり振れるようになることが大事」。仕上がり途上を強調するチームリーダーに、和田コーチの課すハードルも高い。「彼にすれば打率3割は最低目標。3割2分、3分と打てる選手なんだから」。充実一途のチームリーダーが、今後も天井知らずの仕上がりでチームを牽引する。

≪マートン異例!志願の居残り特打≫
マートンが4日、全メニュー終了後に、外国人選手としては異例の居残り特打を志願。室内で約1時間に渡ってフォームチェックを行った。
ティーに据えた球に向かって何度もバットを差し出しながら、スイングの軌道を確かめる。なかなか打たない。白球にバットを近づけては、再び始動の位置へ。ティー打撃1球に最長で2分以上も掛けながら、打撃フォームを修正した。
「今日の打撃が納得いかなかった。時間を掛けて打撃練習することで、いいイメージを持って休みに入りたかったんだ」。前日に続くランチ特打で73スイング中、8本のサク越えを放ったが、上体が前に突っ込んでしまうことを自ら察知。メニュー終了後に、自ら志願して特打を行った。
虎の助っ人史上屈指の超まじめぶり。和田打撃コーチも「その日のうちに解決して帰ろうということなんだろうね。今日もそんなに悪くはなかったよ」とその勤勉ぶりに舌を巻く。午前の室内での守備練習では、送球後に途中離脱して肩を気にする仕草を見せるなどして周囲を心配させたが、その後は精力的にメニューを消化。持てる能力をいかんなくアピールした第1クールだった。
第1クールで目立った選手を問われた真弓監督は、迷わずこう言った。「マートンやろな。目立ったというか、予想とはちょっと違った」。おぼろげな期待が、確信に変わりつつある。この男、今までの助っ人とは何かが違う。

≪球児、火の玉へ始動…大トリ更改4億円≫
小雨が降りしきる中、他の投手より一足先に現れた球児。これがオーラというものなのか、気温の低さとは違う、張りつめた空気がブルペンを支配した。
投げ始めはプレートの後方から。ゆったりとしたフォームで確かめるように20球を投じると、次はプレートにしっかりと足を掛け18球。片山ブルペン捕手を立たせたまま、ストレートのみ。昨年の最終登板となった10月7日以来となるマウンドでの投球を味わった。
“ゆったり”に意味があった。「ストレートが走るように大きなフォームで投げられるようにしてきた。そのために遠投もやってる」。ブルペン入り後に明かした狙い。球児の代名詞である火の玉ストレート。これに磨きを掛けるために大きく舞うようなフォームを心掛けた。
宿舎に戻ると、代理人に交渉を任せてきた契約更改も現状維持の4億円でサインした。赤星の引退や主力選手の大幅減俸などをめぐり、球団の姿勢を問う発言を口にしたこともあった。キャンプイン後には南球団社長と膝を突き合わせ、思いをぶちまけた。数年来、訴え続けているメジャー挑戦への夢についても「(阪神で)やると決めた以上、今年は関係ない。契約が決まったらない」と封印を口にした。
「とにかく毎試合、全力で勝ちに行く姿勢を崩さない。自分のところでバトンを落とさないようにしたい」
すべての雑念を振り払った。あとは勝利のためにマウンドで大きく舞うだけだ。

≪城島叱った!金村暁にジョー流愛のムチ≫
ジョーの口から初めて厳しい言葉が飛んだ。初日から数えて11人目に受けたのは、パ・リーグ時代のライバルであり、球宴でもバッテリーを組んだ経験を持つ金村暁。「さぁ、同級生行こっか」の掛け声で始まった投球練習で、褒め上手に徹していた城島が変わった。
投じたボールが甘いコースに入ると、レフト方向を指さしながらホームランの合図を飛ばした。金村暁が片山ブルペン捕手を右打席に立たせ、内角スライダーの練習を始めたまでは良かったが…。狙いが定まらず、立て続けに外角へボールが流れると「片山さんが怒るよ!打者を立たせている意味がないやないか」と叱り、「10球に1球しか良い球がこないのか」と愛のムチを振るった。
逆に良いボールがくれば「ナイスボール!OK」と喜怒哀楽を鮮明にしながら受けた55球。直後に金村暁のそばへ駆け寄り「基本は真っすぐ。スピードじゃなくて質のいい真っすぐがないと変化球は生きない。良い球は来てたけどね」とアドバイスも送った。
城島はダイエー、ソフトバンクの主砲として、金村暁は日本ハムのエースとして鎬を削った間柄。対戦成績は69打数26安打、4本塁打、12打点、打率・377とジョーに軍配が上がるが「金村とはイヤというほど対戦してきたし、良いときも悪いときも知っている」。かつての宿敵であり、特徴も欠点も把握しているからこそ、厳しいゲキも飛ぶ。
ただ今は同じユニホームを着ている。「真っすぐが速い投手ではないけど、球種も豊富だし、その日の良いボールを間違えないように。お互いのフィーリングで打者が待ってるボールを外していかないといけない」と配球面のサポートで復活への道筋を示した。
重要なのは信頼関係。「お互いの意思疎通が間違えば痛い目にあう。真ん中にドーンといかなきゃいけない時もあるだろうし」とジョーは明確なプランも口にした。普段から会話を弾ませる同級生への厳しい言葉は、きっと期待の裏返しだ。

≪金本「体がうずく」280スイング≫
持て余す体力が41歳の肉体を突き動かした。まだ打つの?周りがストップをかけたくなるほど、金本が打ちまくった。グラブは持たず、バットだけで過ごした第1クール最終日。計280球。この時期としては異例のスイング量が、金本の意欲を代弁した。
宜野座は朝から雨。調整を一任される主砲は、ドームでのウオーミングアップ後、野手がシートノックを受ける脇で早々とバットを握った。まずはティー打撃。1キロのマスコットバットと1Mの長尺バットの2種類を使い分けて約30分。少し振っておこうか-なんて緩い風情はない。上腕二頭筋を隆起させて計102スイング。ガッツン、ガッツン、本気モードでボールをひっぱたいた。
直後、場所をメーンケージに移したフリー打撃は、今キャンプ初となる対人打撃。用具メーカーの担当者に即席で投手役を依頼した。こちらも五~六分の力じゃ物足りないとばかり、慣らし運転を終えた8球目からギアチェンジ。ズシリと軸足に体重を乗せ、高速スイングで内野後方のネットを揺らした。38球のうち流した左方向は1球のみ。あとは中堅から右へ打球を集めた。まだ終わらない。一度グラウンドを離れた金本が再びケージ内へ。今度はマシンと対面して44スイング。こちらも全て振り切って、右方向へ角度のついた軌道を描いた。
食事休憩でようやく打撃終了…ではなかった。金本は箸を置くと、再び長尺バットを携えグラウンドに姿を見せた。汗にまみれたアンダーシャツは、長袖から半袖に。締めは30分間で96スイング。「フィニッシュ!」。そう言いながら、ようやくウエート室へ消えた。
やみくもに数をこなす選手ではない。トップやタイミング。ボールを前でさばく技術や左肘のたたみ方など、基本的な項目をチェックする目的でバットを振った。ただ、これも体力があるからこそできる業。今キャンプは、本人も驚くほど体が動くのだ。
「間違いなく、ここ3年で一番体調がいい。まだいけるな。もう少しやろうかなって、体が疼くんよ」とは前夜の弁。打っても打っても、まだ足りないとばかり、スイングを続けた。
「何も心配していない」。和田打撃コーチは今季も主砲に全幅の信頼を寄せる。金本は6日の第2クールから屋外でのフリー打撃を開始する予定だ。キャンプ初日から、終日晴れ渡る日がまだ1日もない。沖縄中部を覆う雨雲とは対照的な主砲の全開ぶりが、宜野座をパッと華やかにした。

⇒W野原には頑張ってほしいですね。金村にも来てほしいし…



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by kuru2chanbei | 2010-02-04 18:31 | 虎球団

キャンプ2010 2/3

≪城島エグい驚肩!GD007ビビった≫
まるで別次元の選手を見ているようだった。城島の右腕から放たれた白球は低い軌道で飛び出し、途中から浮き上がるようにして吉田バッテリーコーチのミットに収まった。球場に鳴り響く「ドッコーン」「ドッシーン」という鈍い捕球音。これまで強肩と呼ばれた選手たちのボールとは、明らかにレベルが違った。
アップ後のキャッチボール中、城島がおもむろに腰をおろした。そして捕球姿勢から体を起こし、本塁-二塁の距離でスローイング練習を始めた。「ちょっと力を入れて投げてみた」ボールはレーザービームではなく、バズーカ、キャノン砲というイメージ。吉田コーチも「エグいわ。モノが違う。回転もいいし、ピッチャーみたいなボールを投げる。手が痛い」と驚きの表情を浮かべた。
本人は平然と「投げられたなという感じ。今日はボールが指にかかるか確認しただけ。全力ではないよ」と振り返ったが、周囲にとてつもないインパクトを与えたのは間違いない。たった7球のデモンストレーションで、中日、巨人の007は震え上がった。
見守っていた中日・佐藤スコアラーは「いい球を投げていた。城島で一番イヤなのは肩と打撃でしょう。インサイドワークやリード面は、投手が投げるものですから。肩は全然、衰えていない。イヤなのが来たな~」と顔をしかめた。巨人・田畑スコアラーも「肩がいいのは分かっている。座って一塁へ投げるくらいだから。盗塁阻止では(リーグで)上に来る。守備は計算しやすいし、目に見えてすぐに出る。短期決戦でも大きいでしょう」と分析した。
昨年のチーム盗塁阻止率は・305でリーグ4位。要所で走られ、痛い失点につながるケースも多かった。マリナーズに在籍していた昨季、城島は盗塁阻止率・537をマーク。クイックや牽制の技術が高い阪神投手陣とタッグを組めば、大半のスチールは阻止できるはずだ。
「盗塁阻止は計算できる。本人も自信を持っているし。ミーティングでも『牽制は多く入れなくていい。走られたら全部、俺の責任』と話しているから」と明かした吉田コーチ。走者を置いた場面でもピッチャーが打者との勝負に集中できる余裕も生まれる。
簡単に計り知れない相乗効果までもたらす“ジョー・バズーカ”。真弓阪神の野球が根底から変わるのは間違いない。

≪新井 本塁打量産へ『ガニマタ』新打法≫
新井が新打法の完成を目指している。ブラゼル、マートンと同組のフリー打撃。外国人勢の豪弾連発をよそに、新井は59スイングでサク越えは1本のみ。強振することなく、ライナー性の打球を外野へ運ぶことに専念した。バットを構え、両膝を曲げる。スタンスを広く重心を下げた“ガニマタ”打法が、2010年度の新スタイルだ。
「構えたときの安定感を求めている。基本的には昨季後半のバッティングと変わらないけど、少しだけ(スタンスが)広がってるかな。重心を下げることで下半身を安定させたい。両足で地面をしっかりと噛む感じ」
阪神に移籍した08年。3番として前半戦の進撃を支え、日本の4番として北京五輪にフル出場したが、当時はスタンスを狭く背筋を伸ばした打法で結果を残した。昨季は本塁打王を獲得した05年打法の再生で再起を狙ったが、開幕から極度の不振に陥り、前半戦を打率・216で終えた。再度立て直しを図り、低重心のフォームを導きだした後半戦は、打率・319と挽回に成功した。
今キャンプは940~950gのバットで打撃練習を行っている。プロ入団時から昨季まで11年間採用していた910gのバットから「飛距離を意識して」重量化を試みている。「今年はいいね。体が元気だから順調じゃないのかな。このままいけばいいシーズンの入り方ができると思うよ」。新井の4番構想を視野に入れる真弓監督は、決して派手には見えない新井の打撃に早くも太鼓判を押した。
「土台がしっかりしているから安定感があって軸がぶれないし、最短でバットが出てくる。今のフォームなら、これから大きなスイングをしていっても、目線がぶれることもないよ」
和田打撃コーチも新井の新打法に手応えを感じている。「俺の感覚で言えば、新井は新外国人。昨季は半分しか仕事してないからね。新井というプラスアルファがあれば大きいよ」と同コーチ。移籍3年目のテーマはどっしりとした下半身。新井が頼れる“新助っ人”になれるか-。

≪岩田“G斬りカットボール”試投!≫
岩田が3日、今キャンプ最多の151球を投げ込み、新たに左打者への内角カットボールを試投。巨人の007も警戒を強めた。左打者への攻め方の幅を広げて、左の強打者の多い巨人対策も万全。昨年は巨人戦で0勝だったが、今季は「Gキラー」復活だ。
「(左の内角も)意識して投げていたわけではないですけど。(カットボールは)徐々に練習してですね」
左打席にブルペン捕手を立たせた状況で、新たな武器の習得を開始した。昨年は、カットボールは左打者の外角(右打者の内側)に投じた。それを、今季は左打者の内角(右打者の外角)にも投げる。昨季は、左打者の内角にはシュート気味に曲がるツーシームと直球で攻めた。そこにカットボールを加える。
巨人・田畑スコアラーは、この日の左打者への内角カットボールについて「これまで投げていない。幅を広げるためにやっているのかな。(仕上がりも)早そうだし」と警戒。カットボール以外にも、左打者対策として久保投手コーチから「左バッターの背中から来る感じで」と内角への直球を細かく指導された。
昨年、右打者への被打率・231に対し、左打者には・286と打たれた。151球の熱投で見せた今季への意気込み。「(ブルペンは)最初は感じが悪かったけど後半の方が良かった」。手応え十分の投球は「Gキラー」復活への第一歩だ。

≪能見が熱投101球!他球団が警戒≫
能見が3日、今キャンプ自己最多の101球を投げ込み、順調な調整をアピール。他球団スコアラーは岩田とともに能見への警戒を強めた。
「まだ球の質が良くない。(101球は)予定通り。バランス重視です」と能見。初めて、打席にブルペン捕手を立たせた中で投球を行った。能見自身は納得のいく内容ではなかったものの、他球団の007の警戒心は日に日に強まっている。
巨人・田畑スコアラーが「岩田と能見の2人が軸になって、安藤とか下柳の勝ち星を計算できる選手もいるし」と話せば、中日・佐藤スコアラーも「岩田と能見はずばぬけている。能見は自信を持って投げている」と警戒した。
「まだ(調整)段階の途中です。バランスを意識したい」と能見。徐々にペースを上げ、さらなる成長を遂げていく。

≪金本 志願の30M全力ダッシュ≫
金本が3日、全力疾走を志願した。ドーム内での打撃練習を終えると、1人でサブグラウンドへ向かい、ダッシュ系の動きを確認。30Mの距離で全力ダッシュを5本こなすなど、精力的に下半身に刺激を与えた。
「カネが“最近走っていないから走りたい”と言ってきた。塁間を想定してね。去年のこの時期は走れなかったから、これだけ走れると状態はいいね」。付き添った石原チーフトレーナー補佐も目を細めるほど、金本の下半身は充実している。
打撃練習ではティー、マシン含め計196スイング。この時期にしては異例のスピード調整。左ひざを手術した過去2年を思えば、順調そのもの。すでに徳之島での自主トレでダッシュメニューを解禁していたため、年明け2度目の全力疾走となった。第2クールの完全メニュー合流に向け、金本が快調に準備を進めている。

≪ブラゼル“160M弾”を予告≫
宜野座球場に前代未聞の特大アーチをかける。ブラゼル内野手が3日、今キャンプ中にスコアボード越えの特大弾を放つことを予告した。この日のランチ特打では60スイング中、スコアボード直撃弾3発を含む13本のサク越えを記録。
甲高い打撃音とともに放たれた打球は、ひと目でフェンスオーバーと分かる強烈な当たり。どこまで飛んで行くのか-。中堅後方を襲った打球は、フェンス後方にそびえるスコアボードの六回表部分を直撃した。推定飛距離150m。真昼の宜野座球場に、歓声とため息が交錯した。
特打を終えたブラゼルが、不敵な笑みを浮かべながらこう言った。
「あのスコアボードを、キャンプ中に必ず1本は越えてやるぜ」
本塁から約130mの地点にそびえるスコアボードの高さは、グラウンドレベルで14・2m。打球がその上を跨ぐとなると、飛距離は推定で160mにも達する。この日の驚弾の直撃点からスコアボード最上部まで約2m。B砲の破壊的強打をもってすれば、空前絶後の大アーチも決して不可能ではない。
午前のフリー打撃でも鋭い当たりを連発するなど充実一途。「試合で打ってくれたらいいんだけどね…」。手放しでは喜ばない真弓監督だが、口元からは思わず笑みがこぼれる。
近日中の驚弾を予告しながらも、ペナントには「個人的に高い目標はあるけど、それは心の中に秘めてやっていくよ」と自然体。大口はたたかない。でも一度口にしたことは、必ず成し遂げる。

≪マートン絶好調!前日に続き長打連発≫
マートン株が上昇一途だ。マートンが3日、ブラゼルとともにランチ特打。55スイングでバックスクリーン直撃の推定140m弾を含む16本のサク越えを放った。前日の150m弾に続く長打連発に、「引っ張る打球と無理やり引っ張るのは違う。無理やり引っ張っている感じじゃない」。真弓監督の期待感も日増しに膨らんできた。
内容が濃い“アーチ量産”だ。「右に打とうとしてポイントが近くなり、失敗する新外国人がものすごく多い。本人は『自分のポイントで打つことだけを考えている』といいことを言っていた。打球方向も悪くない」。指揮官も「本物」の香りを感じ始めている。
本人にすれば、まだ調整段階だ。「まずはすべての球を強くスイングすることを考えている。その次にパワーが付いてくる」。全開の姿が、実戦の躍動が、今から楽しみで仕方ない。

≪石川“第2の能見や”平田監督も太鼓判≫
阪神の2軍安芸キャンプに参加している石川が3日、3日連続のブルペン入りで順調な仕上がりを披露。視察した平田2軍監督は、昨季2軍スタートから13勝した能見の名前を出して「宜野座(1軍)にいても見劣りしない。昨年の能見、筒井になれるよ」と、今季の活躍に太鼓判を押した。
『今年の石川は違うよ』。安芸では球団関係者が、口々に高評価を並べる。雪辱を胸に迫力を増した投球スタイルが、昨季の能見とダブる。始動時に体を浮き上がるクセの修正に時間を割き、全体練習終了後は1人居残りでネットピッチング。「今まで僕の練習量が少なかったんです」と控えめに話すが、終了は午後6時を回ることもある。
「石川には今年にかける意気込み、気迫をすごく感じるよ。20、21日の紅白戦が楽しみだね」
平田監督は1軍推薦の筆頭候補に挙げ、更なる飛躍を期待した。ルーキーイヤーの08年に2勝を挙げた右腕も、昨季は2試合の登板で0勝。背水覚悟で、勝負の3年目を迎える。「1年終わって『能見さんみたいな活躍だった』と言われるようにしたいです」と石川。安芸からの再スタートが、若虎の反骨心を強くした。

⇒この時期はどこの球団もビビりますから(笑)伸びてほしい選手もいるので、ここから来てほしいですね^^



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by kuru2chanbei | 2010-02-03 17:36 | 虎球団

キャンプ2010 2/2

≪ブラゼル、5キロ増で快音連発!≫
1月下旬の来日時に10キロを超える体重増加が伝えられたブラゼルが2日、実際は5キロ増であることが分かった。
3割30本100打点を見据えたウエートトレーニングに、今季への自信をのぞかせていたブラゼル。しかし、10キロを超える急激な体重増に、一部では仕上がりを疑問視する声が上がっていた。しかし…。
和田打撃コーチが苦笑いを浮かべながら真相を明かした。「5キロしか増えてないよ。新聞見て心配してたんだよ…」
来日時に自らの体重を110キロと明かしていたブラゼル。昨季の公称体重95キロとされていたが、実際の体重はそれよりも10キロ近く重かったようだ。
今キャンプ初の屋外フリー打撃となったこの日は、左方向を中心に快音を連発。スコアボードを直撃する驚弾も披露するなど、順調な仕上がりを印象づけた。「やることはやってきているね」と同コーチ。程よく増えたウエートで、持ち前のパワーにさらに磨きが掛かりそうだ。

≪高浜“精神統一”で1軍目指す!≫
3年目の飛躍を誓う高浜卓也が2日、心身統一合気道会の渡辺富夫師範から打撃練習中に『氣』を伝授された。「今年もケガならクビになるかもしれない」と背水覚悟で臨む今季、虎の逸材が精神統一から開花を目指す。
3カ所の打撃練習を真後ろから視察し、終了と同時に渡辺師範が高浜へ歩み寄った。身ぶり手ぶりで伝えたのは、打席での力の抜き方。「自然の状態が一番強いんです。自然の理屈に合っているか。もっと力を抜けば、もっとパワーが出る」と、独自理論を展開した。
同氏の師匠は藤平光一氏で、ソフトバンク・王球団会長が現役時代、一本足打法の指導を受けたことでも有名だ。平田2軍監督は「昔の王さんもやられていた」と、合気道を通じて高浜の飛躍に期待。この日夜は選手宿舎で講義に実技指導と、精神鍛錬の重要性をみっちり学んだ。
入団初年度は両膝痛でシーズンを棒に振り、昨季は腰痛などで2軍戦28試合の出場に終わった。負担軽減から外野に転向していたが、今季は内野手再転向を首脳陣に直訴した。「ケガで2年野球をしてないので。今年もケガなら、そんな選手を残してくれない」。高浜は懸命に出場機会を狙っていく。

≪新助っ投・メッセ、初投げ上々40球≫
新外国人のメッセンジャーが、来日初のブルペン投球で持ち球をすべて披露して40球を投げた。2月13、14日の日本ハムとの練習試合に登板する可能性も浮上するなど、上々のデビューだ。
真弓監督も見つめた中、一番乗りのブルペンで堂々の初投げだ。ズシリと重みが伝わる直球に、巧みな変化球。「抜ける球が多くなくて良かった」。受けた片山ブルペン捕手が「145キロぐらい出てたかも」という球威だけでなく、低めの制球力も十分なもの。カーブ、スライダーと合わせて武器となるのが計9球投じたチェンジアップだ。
「ツーシームのように右打者のインコースに沈みながら食い込む感じ」とメッセンジャー。軌道だけでなく2本の指で挟むように投げるため、握りもフォークとほぼ同じ。中日と巨人のスコアラー陣もフォークと見間違うほどで、巨人・田畑スコアラーは「(実力的に)アッチソンぐらいのイメージを持って良いんじゃないか」と警戒した。
魅力はピッチングだけではない。この日は「マウンドの低さを確かめたかった」と立ち投げで7球投げてから捕手を座らせたが、メジャー時代はわずか3球で肩を作ることもあった。「短い間隔でも良い準備をしたい」。緊急登板も問題なしだ。
早い仕上がりに、山口投手コーチは「13、14日もゲームがあると話したらいつでも投げられると言っていた。早く欠点を出してくれる方が良い」と早期の実戦登板を示唆。右腕は「(出来は)85~90%。マウンドが低いしどうアジャストするかが課題」と意欲を見せた。身長198センチで最速158キロという豪腕だけが魅力ではない。丁寧で確かな技術を駆使して、アッチソンの穴を埋める。

≪金本、志願の初ノック 左膝「絶好調」≫
金本が、全体ノックを志願し、早くも外野で打球を追った。新井、ブラゼル、マートンらと同組に入り、二塁、遊撃の位置でゴロを受けた後、外野の芝へ移動。左右、前後にステップを踏み、両足の状態を確かめた。
「カネが(守備練習を)やりたいと言ってきたからね。足は絶好調と言うとったよ」。ノッカーを務めた山脇コーチは、別メニュー予定だった金本のノック参加が自己申告であることを明かした。
昨年、一昨年と2年連続の左膝手術で守備練習解禁に時間を要した。昨年はオープン戦で一度も守備機会を得ないまま、開幕を迎えた。1月13日から3泊4日で行った徳之島での自主トレで既に外野ノックを解禁しており、順調な調整を見せる。このペースでいけば、シートノックに入る時期が予定より早まる可能性も十分ある。

≪岩田のカットボール、城島が大絶賛≫
岩田が、ブルペンで城島とバッテリーを組み、カットボールを絶賛された。
「去年のWBCの時には投げていなかった球。今日は全球種を投げて僕を分かってもらおうと思っていたので良かった」。昨季途中から本格的に使い始めたボール。そのキレに太鼓判を押されたことは大きな自信となった。
もう1つの特徴は、微妙な変化をするストレート。これも城島から「最大の武器」と評された。「自分はそういう球しか投げられない。いかにコントロールできるかです」と早くも息ピッタリ。
“新妻”について「どっしり構えてるんで、思いっきり突っ込んでいくだけですね」と、自身の攻撃的な投球との好相性を実感。目標である15勝、200イニング達成に向けて心強い援軍になりそうだ。

≪城島が太鼓判「二神は勝てるバイ!」≫
「ズバーン」と響いたミットの音に、ブルペンの裏で汗をぬぐっていた城島の腕が止まった。振り向いた視線の先にいたのは二神。そのままタオルをイスにかけ、ミットを手に取ると一目散にドラ1右腕の元へ向かった。日本球界No.1捕手が、ルーキーのボールに一目ボレした。
「後ろから見て、あの子がルーキーとか知らなかったけど、受けてみたいと思った」と城島。「宜しくお願いします」と深々と頭を下げた二神に右手で応じ、熱のこもったピッチングがスタートした。「ナイスボール!」「おーいい球だ!」と声を弾ませながら捕球し、高めにそれるボールがあっても「いい抜け球だ!」と笑みを浮かべて、ルーキーの緊張感を取り除いた。
「緊張しました。思い切って腕を振ることだけ考えた」という二神も、城島に乗せられたかのように、臆することなく自らコースを指定し、スライダー、カーブを交え66球。久保田、福原、岩田も含め227球を受けたジョーは「ブルペン長っ!」と疲れ果てていたが、二神に話題が及ぶと「あれは大学生では打てんバイ!ピュッと真っすぐが来て、制球がぶれない」と博多弁を交えながら手放しで絶賛した。
さらに「あの投手は面白い。一昨年、マリナーズに入った(オーモンドという)やつより全然いい。まとまっていた。試合に入ってあの投球ができれば十分に勝てる」。ソフトバンク時代には斉藤、杉内、和田らの女房役として、球界屈指のエースへと育て上げた。実績十分の城島がルーキー右腕に目を奪われ、投球練習後には今後の練習の取り組み方、調整の仕方などジョーの金言を惜しみなく伝えた。
具体的な内容こそ二神は明かさなかったが「城島さんの感想、感じたことを聞いたことはプラスになります」と感激した様子。未来の大黒柱となるエース育成に力を注ぐこともジョーの任務。豊富な経験と実績が、若き芽を大きく伸ばしてくれるはずだ。

≪マートンだァ!パワーもあるぞ150M弾≫
新助っ人マートンが前評判を覆した。ブラゼル、新井と並んで披露した来日初の屋外フリー打撃。左腕の打撃投手が投じた内角低めの直球にマートンが腕をたたんで反応した。振り抜いた打球はバックスクリーン左にそびえたつ琉球松のてっぺんを揺らした。滞空時間の長い緩やかな放物線ではない。障害物がなければ場外の車道をはるかに越える勢いのついた軌道。中堅122mの宜野座野球場が小さく見える推定飛距離150M弾。樹齢50年以上の大木がそのパワーの被害者となった。
「当たればいくね。アベレージタイプじゃなかったの?イメージと違う。飛距離はブラゼルと変わらないよ」
ネット裏で偵察した巨人田畑スコアラーがその想定外のパワーに首をひねった。触れ込みはシュアな広角打法。率は残しても、1発の恐怖はない。そんなイメージを180度ひっくり返すマートンの正体。この飛距離なら狭い東京ドームでなくとも十分脅威になりうる。Gの要警戒マークが濃く記された。
67スイングで2度の3連発を含む13本のサク越え。それ以外にも中堅から左へ痛烈な打球が何度もフェンスを直撃した。
「今日はやりすぎないことを一番に考えていたんだ。飛距離が出た?自分の打撃スタイルを考えながら、たまたま飛んだ打球もあったね。体を使い過ぎず、バランスを注意しながら打ったよ」
フリー打撃前に自己流の調整を見せた。極端な短尺バットでスタンドに置いた球を繰り返したたく。米国時代からのルーティンだが、和田打撃コーチは「バットの出方、インコースのさばき方をトレーニングするためだね」とその意図を説明。練習通り内角球を器用にパワフルにスタンドまで運ぶあたり、研究心のたまものだろう。
来日した瞬間「赤星の代役」という重い十字架を背負った。だが和田コーチは「1番は赤星のように走れるイメージで見てしまうけど、(真弓)監督みたいなタイプでという考え方もできる」と発想を転換する。85年に34発を放った真弓、03年に打率・340で首位打者に輝いた今岡は、ともに長距離の魅力を持ちあわせた1番打者として優勝に貢献した。
メジャー通算10盗塁の右打者に赤星の役割を期待するのは現実的ではない。目指すは核弾頭か。13日の日本ハム戦でマートンがベールを脱ぐ。

⇒この時期は、面白いぐらいに好評価な話しか出ないから(笑)でも、二神とか、ルーキーが活躍してくれるのは嬉しいですね^^



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by kuru2chanbei | 2010-02-02 14:59 | 虎球団

キャンプ2010 2/1

≪真弓監督「何としても優勝する」≫
5年ぶりのリーグ制覇を目指す阪神が1日に沖縄・宜野座で春季キャンプを開始した。特大の室内練習場で行われた歓迎セレモニーでは、真弓監督が「タイガースは4年間、優勝から遠ざかっている。皆さまの期待に応えられるように、何としても優勝する、そういう気持ちでチーム一丸となって、戦っていきたい」と力強く決意を表明した。

≪マートン快音連発!警戒「巨中007」≫
新外国人選手・マートン外野手が1日、室内練習場で行われたフリー打撃で堅実かつシャープな打撃を披露。内なら左へ、外なら右へ。コースに逆らわない堅実な打撃。甘い球は力強くとらえ、ボール球はしっかりと見極める。決して非力なスイングではない。そして過去の幾多の助っ人に見られた…荒さもない。
ベールに包まれた実力が、日を追うごとに明らかになっていく。この男、ひょっとしたら…午後の宜野座ドームで行われたフリー打撃で、新助っ人がその能力の一端をひらめかせた。
打撃投手相手のフリーの後はマシン相手に黙々とバント練習を繰り返した。「完璧な選手になるにはバントも必要だからね。バントが求められる場面でしっかりできるということを、監督やコーチに分かって欲しかった」。確かな技術と真摯な姿勢。他球団スコアラーも警戒感を隠さない。
中日・佐藤スコアラーは「コンパクトに振ってくる。中距離的な役割を果たすタイプ」と堅実さを評価。巨人・田畑スコアラーは「球の飛び出しがいい。ネットに『グンッ』と突き刺さる感じがあった」と見た目以上の力強さに目を付けた。類似するタイプとしてはラロッカ(オリックス)、マクレーン(広島)を挙げたが「あんなに雑ではない」とキッパリ。屋外でのフリー打撃など、今後も引き続きチェックを続ける考えだ。
「外で練習したかったけど、1日いい動きができたね」。充実の初日を振り返りながら、屋外での練習を心待ちにした。日ごと増す評価と期待。筋骨隆々の首筋に、徐々に本物の雰囲気が漂い始めた。

≪城島、始動≫
城島が1日、キャンプ初日を迎えた。全体でのウオーミングアップ後はベテラン矢野とキャッチボールを行って、ブルペンに直行。安藤、能見、上園のボールを受けた。
初めに安藤のボールを受けた。初日に3/26開幕バッテリー候補のコンビが実現。…って、待てコラ。さらに能見、上園のボールも受けた。緊張した上園には「遠慮するな」「投げている時は謝らんでいいって」と励ました。投球が終わると投手に歩み寄って意見交換。捕手の立場から、エース格の安藤にも、初日からズバズバ提言。気がついた技術的なアドバイスまで伝えた。
「球筋と球種の確認。僕が感じた順番(球の優先順位)と投手が感じている順番が違うと大問題なので。バッテリーは組めば組むほど味が出る。最初の確認です」。最後は習慣にしているノートにメモを書きつけた。「頭に入れるため。同じことを投手に聞くのは失礼。受ける以上はベテランであろうと若手であろうと同じだから」。その後は志願の捕球特訓でズボンを泥だらけにした。
阪神での初日を終えた城島は「投手のボールをいっぱい受けていろんなところをみる時間にあてたい」と話した。

≪金本が3年ぶり初日フル回転≫
金本がキャンプ初日から打撃練習を“解禁”した。ナインとともにウオーミングアップ、キャッチボール、ノックと順調に消化。ここ2年は左膝手術の影響で、キャンプ序盤は別メニュー調整を強いられてきたが、昼食後には室内練習場で10年初の本格的な打撃練習を行った。
1月31日に行われたスタッフミーティングの時点で、金本の名前は打撃練習に入ってなかった。和田打撃コーチは「本人が(打撃練習から)外してくれと言ってきたからね」と説明する通り、金本に関しては体の状態と相談してから自己申告で、当日の練習メニューが決定する取り決め。この日の練習メニュー表に金本の名前は記されていなかったが、蓋を開ければ最後まで、他の選手と同じ練習を消化。3年ぶりのフルメニュー参戦となった。
和田コーチは「皆の打撃を見てムズムズしたんでしょう。自分で入って打っていたし、下(下半身の仕上がり具合)も去年、一昨年と違うと(金本が)言ってたよ」と明かした。ティー打撃33スイング、マシン打撃68スイングで合計101スイング。そのほとんどが全力で振り切られた力強い打球。練習後には新井を見つけ「よう練習するね。疲れんか?アピールが」と“口撃”するなど、口も滑らかだった。

≪赤星氏、陰のコーチ役になる≫
現役を引退した赤星が1日、評論家として阪神キャンプ地の宜野座を訪れた。スーツ姿で真弓監督らに挨拶し、ナインと旧交を温めた。赤星氏は志半ばでの引退に「皆と戦いたい」ときっぱり。「僕自身(現役時代の調子が)悪い時、誰かに助言を求めたいこともあった。どう見える、赤星?と聞かれた時には答えられるようにしたい」と陰のコーチ役を約束した。また、「Ring of Red」~赤星の輪を広げる基金~の設立を発表した。盗塁数に応じて車椅子を寄贈してきた活動を、引退後も手法を変えて継続する。赤星憲広公式ホームページにネット募金箱を設置するほか、甲子園球場などにも募金箱を設置。収益金を財源に車いすを購入して贈呈する。

≪二神&藤原そろって真弓監督高評価≫
二神と藤原の2人が、キャンプ初日の1日からそろってブルペン入り。緊張した様子を見せながらも、堂々とした投球に、真弓監督も高い評価を与えていた。
慣れない環境の中でも、力強いボールを投げ込んだ。ネット裏から指揮官の熱視線を浴びながら、エースナンバー「18」を背負っての初投げ。二神は、直球だけで45球を投じた。
「順調と言ったら順調。(力は)7、8割ぐらいですね」と二神。また、狩野を相手に64球を投げた藤原は「周りの人がいて緊張した。立ち投げのイメージを持っていけば良かったんですけど、緊張してバランスが崩れた。周りの方がすごいボールを投げているので。意識してしまった」と苦笑いで反省した。
ただ、真弓監督は2人のキャンプ初日を高く評価した。「しっかりしたボールを投げていた。このまま順調にいってくれればいいと思います」。今後は、状態を見ながら実戦デビューの日が決められる方向だ。両選手とも、2日もブルペンに入る予定。練習のスピードに戸惑いながらも、無難なスタートとなった。

≪真弓監督熱血40分ノック≫
V奪回への熱き思いを、真弓監督が初日からバットに込めた。1日、昼下がりの宜野座ドーム。上本、大和、野原将を相手に、自らノックバットを握った。約40分間、若虎たちの成長を期して黙々と放った1球、1球。指揮官の固い決意が見て取れた。
叱咤激励を飛ばしながら降らせたノックの雨じゃない。それでも「また打ってもらえるようにと思っています」(野原将)と、確実に熱情は伝わった。「若い選手が頑張ってくれれば、活気のあるキャンプになる」。自ら発した言葉を実現するための「率先垂範」でもある。
ブルペンにも腰を据え、若手投手たちの投球を熱い視線で見守り続けた。「どんどん飛ばしてくれたらいい。(選手は)気合が入っていると思う」。就任2年目のキャンプ。真弓監督も精力的に動き回る。

≪右目結膜炎で桧山別メニュー≫
桧山が1日、右目結膜炎のため、練習前に沖縄市内の病院で診察を受けた。「昨日の夜からやにが出て目が充血していたので、念のため診てもらった」と常川チーフトレーナーが説明。球場入り後はサブグラウンドでランニングするなど、別メニュー調整となったが、伝染性はなく、2日からは全体メニューに合流する予定だ。

≪秋山は井川級!平田2軍監督大絶賛≫
秋山が1日、キャンプ初日からブルペン入り。初めて捕手を座らせ、40球を投げた。ダイナミックな投球フォームから速球を繰り出し、平田2軍監督&中西2軍投手コーチが大絶賛。かつてのエース・井川(現米大ヤンキース)クラスの大器として期待した。
新人合同自主トレでは立ち投げを続けてきたルーキー秋山が、初めて捕手を座らせて40球。闘志を前面に押し出す投球スタイルに、まずは平田2軍監督が賛辞の言葉を並べた。
「スカウトの方が、いい選手を獲ってくれた。馬力があるしこんな高校生は久しぶりに見たよ」
ブルペンでは「もう1球!」と意欲満々の秋山を、平田監督が制止する場面も。上々の仕上がりに第3クールで予定される紅白戦など、早期実戦登板への期待も膨らむが、かつてのエース井川の名前を出して「井川がそうだったけど、しっかり(ブルペンで)投げてきた。大きく育てたい」と長期的視野を持って育成する方針を明かした。
中西2軍投手コーチも「真っすぐを待つ打者に、真っすぐで三振が取れる投手。大きく育てたい」とその素質の高さに太鼓判を押した。初日のブルペンは首脳陣への最高のデモンストレーションとなったが、自己採点は限りなく低かった。
「力んでフォームがバラバラになり、これまでで一番悪かったです」
野手用のハイカットスパイクでの投球。平田監督らに指摘される場面もあったが「全く気にしたことがなかった」とモノにはこだわない姿勢も大物の証しだろう。「直球の勢いを上げつつ、バランスと制球を磨きたい」と秋山。無限の潜在能力を秘める大型ルーキーが、未来のエースへ向けて上々のスタートを切った。

⇒始まりました、春季キャンプ!12球団、どれをとっても今は分かりません…特に今年は監督が変わったチームが多いですから。新外国人にしても、今から下手に期待してもなぁ…後が怖い(><)(笑)
さて、職場の同僚から喉風邪をうつされました…熱出してゲホゲホいいながら出勤して、帰れと言われても「大丈夫」と帰らなかった彼女は、「人にうつしたら迷惑」とか考えへんのかな?(-_-; まだまだオフニュース更新が滞ってるのに(苦笑)




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by kuru2chanbei | 2010-02-01 20:50 | 虎球団

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