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虎々なるままに日暮し

キャンプ2010 2/10・休日

≪城島3・3小林繁氏追悼試合デビュー≫
新たな環境への順応と、ペナントに向けた調整の両立。綿密に練られたスケジュールの中で、白紙となっていた最後のスペースが埋まった。
3月3日、日本ハム戦。昨季のパ・リーグ覇者が待つ北の大地で、虎の城島が初実戦だ。
「札幌ドームからね。順調に行けば出られるかなと」
練習休日のこの日、ゴルフのラウンドを終えた真弓監督が、城島の実戦調整開始時期を初めて明確にした。
当初は安芸での2次キャンプ終了後に行われるオリックスとのオープン戦での初実戦が有力視されていたが、この日までに行われた話し合いで見送られることが決定。ここまでの仕上がりを勘案した結果、3月上旬の初実戦に照準を合わせた。
第1クールのトレーニングは、ブルペンで投手陣とのコミュニケーション作りに主眼。各投手の球筋を自らのミットで確認し、投球練習を終えるごとに球種や得意球などについて話し合い、マスク越しに気付いた点などアドバイスした。
第2クールからは全体練習に合流。送球練習で自慢の強肩を披露した。9日に行われた屋外フリー打撃では満を持してフルスイングを解禁。初のサク越えを左翼に運ぶなど、順調な仕上がりを印象づけ、「日本(のキャンプ)は休みが入って『このクールにこれだけやれば』という計画が立てやすい。しっかりトレーニングできていると思います」と語っていた。
ウエートを全体練習開始前に行うことで投手陣と触れ合う時間を確保するなど、過密スケジュールの中での調整。2度目の休日となったこの日も静養にあてたが、3月26日の開幕戦を見据えた逆算には、一分の狂いもない。
当日は1月17日に死去した元阪神のエース・小林繁氏の追悼試合。華々しい活躍でチームを支えた同氏の移籍初年度の足跡は、くしくも城島の行く手とリンクする。魂のエースをしのぶメモリアル戦は、司令塔の記念すべきトラ初戦。華麗に、鮮烈に、タテジマの城島が、北の大地を舞う。

≪任せろ空中戦!アニキが戦闘機で滑走≫
まるで映画のワンシーンだった。コックピットに乗り込み、右手を上げる。鍛え抜かれた肉体がモスグリーンの飛行服を際立たせた。ヘルメットを被り、ゴーグルを着ける。表情に緊張感が漂った。管制官のゴーサインが出ると、甲高いエンジン音が唸りを上げた。F-15イーグルのパイロット金本が、約3000mの滑走路を時速250キロで突っ走った。
キャンプ休日を利用し、金本が新井とともに1日飛行隊員となった。テークオフ手前までの滑走で、飛行体験はかなわなかったが、プロ野球選手としては史上初となるF-15の乗員を満喫した。雲上のスピードはマッハ2・5(時速2500キロ)。「飛んでみたかったな」。異次元へのチャレンジにも興味を示した。
航空会社パイロットの知人を介し、滑走体験を実現させた。一般人では部隊長の許可は下りない。「戦闘機のパイロットは特に厳しい訓練をくぐり抜ける。厳しい勝負の世界で生きる金本選手を通じて、一般の方に飛行隊の理解を深めていただければ」と第83航空隊の担当者。
「各地で災害が起きたときに色々な支援活動を頑張ってくれている。今後もそういう活動をお願いしたいし、強い自衛隊であって欲しい」。体験を終えた金本は航空自衛隊の活動にエールを送った。
「那覇基地にも多い」(担当者)という阪神ファンの隊員が、金本の活躍を確信した。「太股の太さには驚きました」。飛行服着用に立ち合った門間政仁飛行隊長は金本の下半身に目を奪われた。日々肉体強化に余念のない部隊の長もほれぼれする肉体。左膝手術の影響で過去2年、下半身の安定を欠いたが、今キャンプは「足は絶好調」。トレーナーが「肉離れが心配になる」ほど、連日走り込みを継続する。
コックピットを降りると、背番号6のユニホームを着た隊員らが最敬礼で次々に握手を求めた。航空隊から「虎を守る」使命を託された金本。戦闘意欲を新たに、この日の体験をシーズンに向けた最高の助走にする。

≪虎1・2軍合同Cへ金武町新球場視察≫
雑草が生い茂る未開の土地をショベルカーやブルドーザーが所狭しと動き回っていた。けたたましい重機音を鳴らしながら、造成作業が行われている新球場建設予定地。現地に赴いた球団幹部は「もう視察はしてきたよ。まだ何もなかったけどね」と明かした。
予定地は金武町内の米軍・ギンバル訓練所の隣にあり、2011年3月末に両翼100m、中堅122m、メーンスタンドを備えた新球場が完成する。1軍の宜野座球場から5キロ、車で10分と利便性が良く、早ければ2012年の春季キャンプから1・2軍合同で行うことが可能だ。
金武町職員は「宜野座球場のイメージです」と完成予想図を語った。既に甲子園のグラウンドを管理する阪神園芸からスタッフが派遣され、球場建設へのアドバイスを送っている。2軍選手が泊まる宿泊施設のリストアップ作業も行っている段階だ。
1・2軍が合同でキャンプを行えば、選手の入れ替えが現在と比べて容易になり、チームの活性化が見込まれる。真弓監督の直接視察も早い段階から可能で、若手にとっても大きな励みになる。
今後は現在、使用している高知県安芸市のタイガースタウンと比較しながら、慎重に検討していく方針だ。

≪キャンプ地移行“安芸ませ~ん”≫
阪神2軍がキャンプを張る高知県安芸市では、沖縄へのキャンプ完全移行阻止へ向け、プロジェクトチームを立ち上げたことが10日、分かった。市内の有識者を集めた「プロアマスポーツ推進委員会」では、昨年8月に第1回会議を開いた。
「絶対に沖縄には負けてはならない。2カ月に1回の頻度で集まり、話し合いを行っています」
安芸市関係者がその一端を明かした。これまでの行政主導の球場運営に、民間団体を交える。会議では「長いスパンでの球場改善方針」が話し合われ、5年~10年後を見越して(1)外野スタンドの改修(2)室内練習場の拡張(3)交通網の整備などの案が候補として挙がった。
「球団の意向にどんどん対応できるよう、町を挙げてタイガースを応援するシステムを作りたいですね」と前述の関係者。阪神は65年から安芸でキャンプを続けており、45年の歴史がある。町全体で一体となって、流出阻止へ全力を注ぐ。

≪二神らルーキートリオが休日返上≫
阪神の沖縄・宜野座キャンプに参加するルーキートリオが揃って、休日返上練習を行った。10日、今キャンプ2度目の全体練習オフにもかかわらず、二神、藤原、藤川俊介らが宜野座ドームを訪れ、ランニングやキャッチボール、ティー打撃などで汗を流した。9日のシート打撃で1安打2盗塁と存在感を示した藤川は「いい緊張感で練習ができています。これからも塁に出たら積極的に走っていきたい」と更なる自己アピールを宣言。マシン打撃では、左手1本で打つなど左手の使い方を確認。調整に余念はない。
真弓監督は「(OP戦も)金本のいない最初の方は(チャンスが)ある」と、ポスト赤星の一人として期待。藤川俊も「(盗塁を)成功することでサインも出やすくなると思う」と気合を入れた。まずは13日の日本ハムとの練習試合。出場すれば、強気の走塁でパ・リーグ王者をかきまわす。

≪若虎4選手、チョコ美味≫
柴田、大和、藤川俊、野原将の4選手が10日、一足先にバレンタインデーを体感。報道陣から用意されたチョコレートを、美味しそうに口に運んでいた。過去のチョコレートをもらった数を問われると、大和は「10個ぐらいですかね」と振り返ったが、野原将は「あまりもらってませんよ」と苦笑いだった。

≪シート登板濃厚!西村が休日返上≫
10日の休日を返上した西村は宜野座ドームで約2時間、ネットピッチングなどで汗を流した。第3クールではシート打撃の登板が濃厚。「チャンスがもらえたらしっかり投げたい」と準備を整えた。8日には打撃投手をつとめ、「ストレートばかりだったので、(シートでは)変化球も入れていきたい」。打者の反応を見ながら、13日の日本ハム戦から始まる対外試合に向けて仕上げていく。

≪「猛虎のお約束」久保、犠飛1本でリベンジ≫
バットでも魅せる!サンスポ名物『猛虎のお約束』に久保が挑戦。セ・リーグ移籍2年目で打撃技術も向上!?昨年は「100球未満での完投勝利」が未達成でトークショー&握手会の罰則だったが、今回は“一日サンスポ・カメラマン”だ。
もちろん、今年もやってくれますよね~。快晴の宜野座で、久保にさっそくアタックだ。
「いいよ!大丈夫!何か提案してみて~」
ナ、ナイスガイすぎる。快諾してくれたなら、さっそくプランを練る。リーグ最短試合時間などもいいが、2年連続で投球内容は…チト。そういえば、宜野座ドームで打撃練習を黙々としている姿をよく見かける。打撃でどうですかね。
「エッ!?俺に一番、苦手なことさせるの!?」
 虎投最多安打 犠飛1本 勝利打点
などを列挙した大学ノートを片手に後日、アタック。「ハードルを高くするわ。犠飛1本で!打った記憶?ないない」。それならOKだ。
球を遠くに飛ばすという技術に加え、序盤で好機で打席が回ってきたり、大量リードといった運も必要になる。達成できれば前回同様、温泉旅行をプレゼントだが、そうでなければ…。オフに鳴尾浜などで、『一日サンスポ・カメラマン』というのはどうでしょう。
「おっ、いいね!」
八木2軍打撃コーチが現役時代の2002年にやったこともある罰則に、目を輝かせた。「カメラ、貸してくれるん!?」。当然ですヨ。ちなみに、久保が今、もっているものはコンパクトカメラだとか。「崖の上から撮っても、後で見たら、全然怖さが伝わらないねん…。カメラの性能に限界があるのかな」。思う存分、使っていただきます!その代わり、いい写真を撮ってください。あ、あと。原稿も書いてください。
「15行ぐらい?もちろん、いいで
ちなみに、昨季、虎投で犠飛を放ったのは岩田の1本だけ。2010年、チャンスで打席に立つと、久保の脳裏にお約束の3文字がよぎる!?

≪球児、ゴルフなどでのんびり静養≫
藤川は10日、キャンプ2度目の休日をゴルフなどでのんびりと過ごした。
第1クールの最終日4日に初めてブルペン入りし、立ち投げで38球。その後は第2クールに入って城島相手に座らせて、投げ込むなど、徐々にステップアップ。充実した日々を送っている。

⇒ちゃんと休めという人と、休日返上当り前という人…いつも、思う。どっちが正しいのかと(笑)



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by kuru2chanbei | 2010-02-10 21:37 | 虎球団

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